2010年04月13日

他人を評価しない

最近、私がみんなに強く伝えているのが、
「結果にこだわらず、チャレンジを重ねろ」

と言う事なのですが、

チャレンジの場数を奪う思考パターンは、
ほとんど完璧主義です。

そして、完璧主義から派生して、
「自意識過剰」という思考パターンが生まれます。

「自意識過剰」と言うのは、

他人の目が気になる
他人の評価が気になる

と言う状態です。


私も、中学の時はものすごくひどくて、

駅のホームや電車に乗っている時に、
周りの人が笑ったり、喋ったりしていると、

「自分の事を言ってるんじゃないだろうか?」

とか、気になったものです。

ほとんど病気ですね(笑)


完璧主義は、自分を評価する考え方なので、
連動の法則が働き、他人も評価してしまうのです。

あいつは自分よりアタマが良い、学歴が高い。
あいつは自分よりアタマが悪い、学歴が低い。

などと、人を評価します。


それが跳ね返ってきて、
自分が他人からどう評価されるのかが気になる。

というワケです。


私は、中学の時、
思いっきり勉強ができない人を見下していました。

すると、自分がテストで低い点数を取る事に対して、
異様に恐怖が沸いてきたのです。

いつも追われている感じがしたものです。


今は、他人を評価することが、
「自意識過剰」に繋がると知っているので、

今は他人を一切評価しません。


個人的に好き嫌い、相性が合う合わないと言うのはありますが、

人間として優れている、劣っているという見方は捨てました。


多くの人が、他人を評価し、その分自分を押さえつけています。

周りにどう見られるだろうか?

という事を考えて身動きが取れなくなるのです。


私は他人を評価しないので、自分を押さえつけないのです。

やりたい放題です(笑)

その代わり、他人に対しても何も押しつけません。


だから、自分の思い通りに動いてみて、
その結果、成功と失敗を重ね、経験が積めるのです。

ある程度のシミュレーションは大切ですが、

行動を起こす前から、結果を気にして、
自分の思い通りに動けない人が本当に多い。

シミュレーション能力を身に付けるにも、経験なのです。


赤ちゃんは、自分がやる事に対して、周りの目など気にしません。

つまり、「自意識過剰」は後天的に身に付けた思考パターンなのです。


周りの目を気にせず、いろいろなモノを口に入れて、

これは良いモノ、これは悪いモノ、と言うのを判断しているのです。


つまり、赤ちゃんは毎日、成功と失敗を繰り返しながら、
学んでいるのです。

赤ちゃんにとっては、
毎日がチャレンジで、その分経験を積んでいます。

だから、成長が早いのです。


私が言われて困るのが、
「私(僕)の事どう思いますか?」「どう見えますか?」

と言う発言です(笑)


他人からの評価が気になるのでしょうが、
私からどう見えるなんか、その人の幸せに全く関係ありません。


自分で自分を褒めて、
「自分はすごい人間だ、イケてる人間だ」

と思っておけば良いのです。


他人にどう見られるかに振り回されていると言う事は、

自分に「軸」が無いのです。


仕事で成功している人は、全員自分に「軸」を持っています。

「自立心」と言っても良いでしょう。


他人に振り回されるのは、他人に依存しているからです。

幸せになるには、「依存」を捨て、「自立」することが大切です。


完璧主義と、そこから派生する他人への評価を捨て、
心の自由を手に入れて下さい。

そして、結果に執着せず、やりたい事に素直にチャレンジして、
たくさん経験を積んで下さい。

それしかありません。


若い人ほど、失敗が許されるのだから、

若いウチにチャレンジを重ね、
たくさん失敗しておいた方が得ですよ。

本当に。

そして、いつでも一番若いのは今なのです。


私は、失敗の経験なら結構自信ありますよ(笑)

でも、それだけチャレンジしてきているのです。


私は今でも、偏って偏って、違和感が出たら対処する。

と言う事をしながら、一番良いバランスを探っています。

たぶんダメだろうなと思う事でも、やってみないと気が済まない。

何よりも、「経験」と「自分の成長」を最優先にしているのです。


みなさんも、若いウチにどうぞたくさん経験を積んで下さい。


いくら年齢を重ねても、チャレンジはできますが、

確実に、若い方がチャレンジしやすいのだから。



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