2009年02月27日

売る事の本質

ある人と出会った事がキッカケで、
売る事について深く考える事になりました。

売るという事の本質とは一体なんでしょう?

売る人がいるという事は、買う人がいるという事です。

私は、最近買い物上手になってきた気がします。

何故かというと、安物を買わなくなり、
良い物を買うようになったからです。

良い物を買うと、それに愛着が沸くし、
ハッピーな気分になれるものです。

しかし、あまり意味のない物を買ってしまうと、
値段にかかわらず、
結局あまり気に入らなかった、使わなかった…。
と言う結論になりがちです。

5000円のものを二つ買うより、
10000円のものをひとつ買う方が、
良い場合も多いんじゃないかと思います。

高いモノが良いモノだとは限りませんが、
良いモノは、それなりの値段はします。


自分が本当に気に入った物を買う。
本当に幸せになれる物を買う。

そう言う習慣を身に付ければ、
買うと言う事は、幸せになる事になります。

モノだけではなく、経験も同じです。
素晴らしいエンターテイメントや旅行、貴重な経験も、
買う価値のあるものです。

ぜひ自分が本当に幸せになれるもの
と言う基準でモノを買うようにしてみて下さい。


理想論を言えば、モノを売るという事は、
人に幸せになってもらう事だと思います。


人が買ってもあんまり幸せにならないモノは、
売らない方がいいかもしれませんが、

人が幸せになるモノなら、
どんどん売った方がいいですよね。


そして、実は人間全員、
自分という商品を売って生きています。

売るという行為は、
自分が知っていて、相手が知らない価値を教えてあげて、

それを手に入れればどれほど相手が幸せになるか、
教えてあげる事です。

そして、実際に相手に買ってもらって、
幸せを手に入れてもらう行為です。


しかし、売るという行為には責任が発生します。

相手が買ったモノを気にくわなかったら、
信頼を下げてしまうと言うリスクがあります。

最近の人々は、責任を負う事や、リスクを取る事に対して、
非常に臆病になっています。

しかし、責任から逃げていては自由になれないし、
リスクを取れなければ、大きな発展はありません。


私は今まで自分を売るという事にあまり意識をしていませんでした。

しかし、これからは自分を真剣に売ると言う事について、
意識していきたいと思います。



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