2008年04月25日

義務感を捨てる

私が最近思うことは、
人間は義務感を捨てて生きた方が良いのではないか
と言うことです。

私の人生を振り返っても、
強い義務感を持った時、ストレスを感じ、
半強制的の様に体調を崩してきました。

それは、義務感を持つなというメッセージかもしれません。

勉強しなければならない、
イヤな仕事をしなければならない…などなど。


学校の勉強は好きではありませんでしたが、
今、私はものすごい量の読書をしています。

それは、自分が読みたいし、義務でないからです。

でも、一日一冊必ず読め!
と誰かに命令されると、たぶん読む気が失せます。


たぶん義務感を持つと、自発的にやる理由が
見えなくなってしまうのでしょう。


このブログも書くことに義務感を持っていないので、
更新頻度にばらつきはあるものの、おかげさまで続いています(笑)


みんな独立したい、起業したいというのは、
上司に何か言われてやることがイヤなんだと思います。

干渉されず、自発的にやれば自分はもっと頑張れる。
そんな想いを誰しもが持っているのではないでしょうか?

独立心が旺盛な人は、特にそうなのでしょう。



いろんな人を見てきましたが、
そんなに部下のやる気を殺ぎたいのか?
って言う上司が非常に多いんです。

人間の心理としては普通かも知れませんが、
心理学をしている自分から見れば、そう見えてしまいます。


で、この人すごい上司だなって思う人は、
部下に、この人の為に頑張ろうって思わせる人です。

いつも明るくて、ユーモアがあって、
どんな失敗をしても部下を責めない。
一緒にご飯を食べた時はおごろうとする。
そこまでしていて恩着せがましくない。

そして、他人の事を心から考えている。
そんな共通点がありました。



最近読んだ本に、
やる気が出ない時は、あえて一切やるな!
と書いてある本がありました。

私もそんな気がします。

どういう事かというと、
何もやらない間に、自分の中にエネルギーが溜まり、
自発的にやりたいと思った時に、瞬発力を持って
物事に取り組めると言うことです。

逆に、やりたくないのに義務感を持って取り組むと、
いつまでたってもエネルギー漏れを起こしている
状態になるので結果が出ないと言うことです。


弓は限界ギリギリまで引いた時に良く飛びますが、
中途半端に引けば、中途半端にしか飛びませんよね。


私の知り合いに、いつも自分の人生と他人の人生を比べ、
焦って悩んでいる人がいます。

それも、義務感だと思います。

他人と比べて、自分はこうあるべきだと言う想いを捨てないと、
やる気が空回りしている様に見えます。


確かに仕事、ビジネスにおいてはスピードが命です。
ですが、人生はスピードが命じゃないでしょうと
言ってあげたいです。

ビジネスではプライベートジェットを飛ばす人もいますが、
逆に飛行機よりも遅い船で旅行する人がいるのは何故でしょうか?

ゆっくりする事に価値を置いているからでしょう。


要は、自分の経済的状況、身体的コンディション、
精神状態を見極め、オン、オフを使い分ける事が
大切なのだと思います。

義務感を捨てると言うことは、
どんな分野でも重要な事の様に思います。



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haxe501 at 09:09│clip!幸せに生きる