2006年11月24日

論理と感性

最近、「欧米的な論理主義が悪い」と言う様な
主張をよく見かけます。

しかし、私は論理的に考えるのが好きなので、
論理の味方です(笑)

問題なのは、感性の低い人が増えているという事です。

論理は、正しい、間違っている、を決める考え方です。
論理は人の感情を考慮しない考え方です。

感性は、カッコ良い、カッコ悪い、を決める考え方です。
感性はまさに感情の考え方です。

数学は論理ですが、芸術は感性です。
芸術に正しいとか間違いとかないですから…。

日本は元々武士道の国、感性の国なのです。

男に二言はない。女に手をあげるな。言い訳するな。
などなど、日本ならではの風習があります。

「男なら〜〜しろ!!」なんて言うのは、
論理もへったくれもありません。
現代では、間違いなく男女差別扱いです(笑)

ライブドアの堀江さんや、M&Aコンサルティングの村上さんが
逮捕されたのは、感性が不足していたからだと考えています。

日本では、法律的に正しいか間違っているだけで
物事を進めてはいけなないのです。

カッコ良いか、カッコ悪いかを基準にしなければいけません。

カッコ悪い事ばかりしていると、
嫌われて引きずり降ろされるのです。

子供が「何故人を殺してはいけないの?」と聞いてきたら、
長々と論理的に答える事もできますが、

「みんなが悲しむから」と
感性で答える事もできるのです。

論理と感性、両方とても大切な脳力です。
特に感性は、日本で生きる上で欠かせません。

間違ってないから何をやってもいいわけでは無いんです。
自分の行動、生き方、発言、性格… カッコ良いですか?


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