2006年10月22日

最近の子ども

最近、小学生の問題がクローズアップされています。
いじめ、精神病、自閉症、学級崩壊などなど…。

最近の子供は変わったと言われますが、
いきなり人間の遺伝子が一斉に変質でもしない限り、
子供に原因があるとは言えません。

と言う事は、絶対に親や社会に原因があるのです。

最近の子供、だいたい3歳から8歳くらいまでの子供は、
毎日何をして遊んで、どんな情報を得て、
何を考えているのか…。


まず、遊びについて考えてみましょう。
私が子供の頃は、学校から帰ると、
主に外で遊んでいました。

ボールを使って新しい遊びを考えたり、
走るタイムを計ったり、秘密基地を作ったり、
缶蹴り、隠れ鬼、高鬼、氷鬼、当番、警泥、名呼び、鉄棒、天大
どれだけ高いところからジャンプできるかと言う根性試しなどなど、
学年を超えて遊んでいました。

その時代、テレビゲームは既に発売されていました。
私は外で遊ぶより、やはりテレビゲームで遊びたかったのですが、
親に週一回という制限を受けていました。

こう考えてみると、テレビゲームをやるより、
自分達で遊び方を考えたり、違う年代の人とコミュニケーションを取ったり、
外で遊ぶと言う事は自分の脳の発達に結構役立っていたんだなぁと思います。

ゲーム自体が問題の原因とは思いませんが、
ゲームによって、他人とのコミュニケーションの時間が
減っているとすれば、少し注意が必要かもしれませんね。


次は情報について考えてみましょう。
最近の子供はどんな情報を得ているのでしょう?

私が子供の頃は、インターネットなどなかったので、
友達や、マンガ雑誌、子供用の本が情報源でした。
偉人達の伝記や、科学の本、豆知識の本を読んでいた気がします。

21世紀は宇宙旅行や、電車はリニアモーターカーに変わり、
空飛ぶ車ができるんだろうなぁと、夢を描いていました。

最近の子供達は将来に夢を持てているのでしょうか?
近い将来、こんな便利な世の中になります、という
希望があるのでしょうか?

ニュースは格差社会とか、年金がどうのだとか、
将来が悪くなるようなイメージばかりを植え付けようとします。
それは、子供の夢を奪い、活力を奪う情報です。

インターネット上は、ネガティブな情報が氾濫しているので
インターネットと子供の関係は、注意すべき点がありそうです。



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