2018年07月

2018年07月10日

潜在意識の思惑には抗えない

これまで、潜在意識について語ってきましたが、
割と全体像が見えてきたと思います。
  
ただ、潜在意識について理解すればするほど、
【 自分が越えるべきハードル 】も見えてくると思います。
  
  
そのハードルを高く感じる人は、
  
もう現状のままでいいや…と、
自分を変える事を諦めてしまうかも知れません。
  
  
まぁ、そういう判断も理解できなくは無いですが、
  
私の個人的な意見を言わせてもらうと、人生では、
限界まで粘って、粘って、理想を諦めない事が大事だと思います。
  
  
誰だって、どうせいつか死ぬわけですから、
妥協してラクな方に流されたところで、死ぬ時に後悔するだけです。
  
  
  
では、今回も潜在意識について、
掘り下げて解説していきたいと思います。
    
  
何回か言っていますけど、
顕在意識は、絶対に潜在意識には勝てません。
  
顕在意識は、理性的ではありますが、パワーは無いのです。
  
  
それを「猛獣使い」と「ライオン」に例えていますが、
  
ライオンと戦っても負けるに決まっていますから、
【 どうやってライオンと上手く付き合っていくか? 】
  
という事を考えた方が生産的です。
  
  
潜在意識と上手く付き合って行くには、
  
【 潜在意識に抵抗する事を完全に止める 】
  
という所から、スタートしなければなりません。
  
  
顕在意識が「やる気」を出そうと思っても、
顕在意識は「やる気」を司っていないのです。
  
やる気を司るのは、「潜在意識」です。
  
  
ならば、「ライオンちゃん」が、
どうやったらその気になってくれるのか?
  
という事を考えなければなりません。 
  
  
これは、
【 上司が、どうすれば部下を「やる気」にさせられるのか? 】
  
という事と非常に似ています。
  
  
「自分とは違う価値観で動いている相手」を、
どうすればやる気にさせる事が出来るのか?
  
これが、上役の腕の見せ所でしょう。
  
  
「潜在意識との付き合い方が下手な人」は、
優れた上司にはなれないでしょうね(笑)
  
  
わかりやすく言うと、
  
バイトの「働く動機・モチベーション」と
店長の「働く動機・モチベーション」は違う訳ですから。  
  
  
相手の都合や価値観も考えず、無理矢理やらせようとしても、
上手く行かないに決まってます。
  
  
潜在意識も、部下も、それぞれに思惑があり、
ロボットの様に命令通りに動いてくれる訳ではありませんから、
  
【 どうすれば、自発的にやる気を出してくれるかな? 】
  
という事を考えなければなりません。
  
  
人間は、ロボットじゃ無いし、
潜在意識も、ロボットじゃありません。
  
命令通りに、忠実に動くわけではありません。
  
  
それぞれの「意志、意図、思惑」があるのです。
  
  
ですから、優れたパフォーマンスを発揮するには、
命令しようとするのではなく、
  
自分の思惑と、相手の思惑の方向性を擦り合わせて、
互いに協力していくという事が必要です。
  
  
学校教育では、人間をロボットの様に教育していて、
ロボットの様に枠に収まる子供を高く評価している訳ですが、
  
そもそも、「人間という生き物の捉え方」が間違っているのです。
  
  
人間の「個性、価値観、思惑」はバラバラです。
  
それが、【 正しい人間観 】です。
  
  
「じゃあ、個性、価値観、思惑が違う者同士が、
 どうすれば協力し合っていけるのか?」
  
そういう視点で考えなければなりません。
  
  
私は、他人をコントロールする事は不可能だと思っていますし、
  
それと同様に、潜在意識をコントロールする事は不可能だと思っています。
  
  
最初から、「自分の思い通りには動かないモノ」だと、諦めているのです。
  
ここが、ロボットやコンピュータを利用するのとは違う所です。
  
  
毎回言っていますが、
  
「他人」に対する考え方、接し方と、
「自分の潜在意識」に対する考え方、接し方は、
  
まったく共通しているのです。
  
  
私は、潜在意識の欲求・要望を全て尊重していますし、
  
それと同様に、他人の欲求・要望も全て尊重していますからね。
  
  
「潜在意識と上手く付き合える様になる」という事は、
  
「他人とも上手く付き合える様になる」という事です。
  
  
自分がやる気の無い事に対して、
無理矢理にやる気を出そうとしている人は、 
   
他人に対しても、同じように無理矢理やる気を出させようと、
命令しようとする人でしょうね。
  
  
そんな事をしていても、優れたパフォーマンスは発揮できません。
  
  
自分の潜在意識を尊重する人が、他人を尊重する人です。
  
  
自分の潜在意識の欲求を蔑ろにする人間ほど、
  
他人の思惑を蔑ろにして無視する、
「空気の読めない人間」になってしまうのです。
  
  
まず、「他人」も「自分の潜在意識」も、
自分の思い通りに「コントロール・支配」する事は出来ないのです。
  
  
キッパリと、一切合切、諦める事です。
  
  
支配を諦めるから、相手の思惑を尊重しつつ、
仲良くやっていく方法を模索できるのです。
  
  
他人に対しても、自分の潜在意識に対しても、
支配は諦めなければなりません。
  
  
どうやっても、思い通りにはなってくれません。
  
そもそも、思い通りにならないモノです。
  
  
一切合切、抵抗するのを止めることです。
  
  
違う言い方をするなら、【 降参する事 】です。
  
  
潜在意識に降参するのです。
  
  
参りました。
  
あなたの欲求や思惑を押さえつける事はもうしません…とね。
  
  
自分の潜在意識には、抗っても無駄です。
  
  
抗う、支配する以外の方法を模索しなければなりません。
  
  
私は、潜在意識の欲求を全て叶えてあげるつもりで生きています。
  
もちろん、今すぐに叶わない事もありますけど、
出来る限り多くの欲求を満たしてあげようとして生きています。
  
  
そして、低次の欲求が満たされているからこそ、
他者や社会への貢献という、高次の欲求も湧いてくるのです。
  
  
それこそが、ロボットでは無い【 人間らしい生き方 】です。
  
  
「無理矢理にやる気を出す」とか、絶対に不可能ですから諦めて下さい。
  
  
潜在意識に降参して、もっと良い別の方法を模索していくことが、
潜在意識と上手く付き合っていく上での、第一歩です。


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2018年07月09日

潜在意識の欲求を満たす

経済学者モードから、また心理学者モードに戻ります。
  
  
これまで、
潜在意識をポジティブにする3つの習慣、
  
1.瞑想する習慣
2.潜在意識の欲求を満たす習慣
3.自画自賛の習慣
  
という事について書きました。
  
  
・潜在意識の扱い方
http://growheart.livedoor.biz/archives/52056727.html
  
  
  
その中で、「瞑想」と「自画自賛」については、
少し掘り下げて書きましたので、
  
今回は、「潜在意識の欲求を満たす」
という部分を掘り下げたいと思います。
  
  
「潜在意識の扱い方」というテーマについては、
多くの自己啓発書に書かれている事ですが、
  
もちろん、大筋は合っている情報が多いですが、
正確とは言えない要素も多分に含みます。
  
  
特に、
  
・高次意識(ハイヤーセルフ・ハイヤーマインド)
・潜在意識
・肉体意識(臓器の運営や、肉体の治癒を行う意識)
  
それぞれの【 顕在意識以外の「無自覚意識」】が、
ごっちゃまぜになって、解釈されている情報が多いですね。
  
  
これらをごっちゃまぜにすると、
「潜在意識の役割や性質」が正確に掴めないので、
  
潜在意識に対するアプローチも、
  
適切なアプローチから微妙に外れてしまい、
空振りすることも多くなってしまいます。  
  
  
潜在意識の事を、
「感性を司る意識」だと思っている人も多いかも知れませんが、
  
潜在意識自体は論理(ロジック)で動いています。
  
  
ただ、潜在意識の状態(中身)を知るには、
感性を使う必要があります。
  
  
似ているようで、意味合いは全く違う訳ですね。
  
  
なので、本当に正確な仕組みを知りたければ、
私から学んでもらった方が良いですし、
  
私以外で潜在意識の事を語っている人がいたとしても、
それが正確な情報だとは、保証できません。
  
  
では、前置きはこれくらいにして、本題です。
  
  
潜在意識の性質には、これまで語ってきましたが、
   
「猛獣使い」と「ライオン」に例えてきました。
  
  
【 パワフルだけど、そこまで賢くない… 】という事です。
  
  
で、猛獣使いがライオンに対して、
ガチンコの戦いを挑んでも、絶対に勝てません。
   
   
私は、この事に早い段階で気付きましたから、 
潜在意識と戦おうとするのは、一切止めにしました。 
  
【 抗っても無駄 】と悟ったわけです。
  
  
その代わり、
「どうすれば、潜在意識と上手く協力し合っていけるのか?」
  
という事ばかり研究してきました。 
  
  
顕在意識が司るのは、「思考・理解・判断」 であり、
  
潜在意識が司るのは、「欲求・やる気・理想」です。
  
  
自分が本当に望んでいない事を、
理性的判断だけでやろうとしても全くやる気が出てこないのは、
  
上記の理由からです。
  
    
「顕在意識の意志」よりも、
「潜在意識の欲求」の方が、パワーが強いわけです。
  
  
それに、潜在意識は「自分がどうなれば幸せになれるか?」  
を、把握している意識ですから、
  
「潜在意識の欲求」を満たしていくことで、
自分は幸せになれるのです。
  
  
ただ、潜在意識は「強い欲求」を持ちますが、
理性には乏しく、「世間知らず」です。
  
  
例えば、
  
潜在意識が「自分の欲しいモノ」を要望として発しても、
泥棒をするわけにはいきません。
  
「泥棒したら警察に捕まるし、捕まりたくは無いでしょ?」
  
と、説得して自制させるのが、顕在意識の役割です。
  
  
ですから、
  
潜在意識の「欲求」を叶える為に、
顕在意識が「現実的な手段や道筋」を考えて見つ出す事
  
というのが、目指すべき状態です。
  
  
欲求を満たすための、
「現実的な手段や道筋」を立てることができれば、
    
潜在意識も、その為にやる気を出して、
ちゃんと協力してくれますからね。
  
  
で、自分の潜在意識の欲求を、
日常的に満たそうとしていない人というのは、
  
「人生が灰色なんじゃ無いか?」と思います。
  
  
要するに、人生自体が何も面白く無いし、楽しくも無い。
  
じゃあ、なんで生きているのか? という事もわかりません。
  
  
ただ、死にたくないから、
死なないために、働いて金を稼いでいる…、
    
という状態かも知れません。
  
  
昭和の時代は、それでも良かったかもしれません。 
  
奴隷マインドで、上からの指示に従っているだけでも、
苦しい状況から、それなりに生活がどんどん向上していったし、
    
未来に希望を持てたかも知れません。
  
  
しかし、今の時代の若者は、
産まれたときから経済的に恵まれています。
  
  
テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコンなどが無い所から、
仕事を頑張って手に入れていく…、
  
というプロセスを経験していません。
  
  
産まれたときから、既に基本が揃っているのです。
  
  
じゃあ、何の為に頑張るの?って話ですけど、
   
マズローの5段階欲求を発展させた、
私の「新6段階欲求」を見てもらえればわかりますが、 
  
http://growheart.livedoor.biz/archives/52055695.html
  
  
過去の人たちは、とにかく「1.2」を満たすために頑張った。
  
それ以上の「3.4.5.6」の欲求を犠牲にしてでも、
先に「1.2」を満たす必要があったのです。
  
  
しかし、「1.2」が満たされてしまった現代人が
本当に求めているのは、「3以降の欲求」です。
  
  
しかし、「3以降の欲求」を犠牲にしてでも、
「1.2」を確保するべきだ!
  
という価値観の親世代に育てられているので、
  
「遊ぶ事、楽しむ事、贅沢をする事」を禁じられ、
「サラリーマンになる為の勉強」ばかりさせられてしまった訳です。
  
  
人々の潜在意識の欲求的には、もう「3以降」を求めているのに、
「3以降の欲求」は、ほとんど蔑ろにされてきた訳です。
  
  
しかし、「幼少の頃に満たせなかった欲求・感情」というのは、 
  
大人になっても、【 潜在意識下に残り続けている 】のです。
  
  
おそらく、子供のときにあまり遊んでいない人は、
   
身体は大人になったとしても、
【 めちゃくちゃ子供染みた遊び 】がしたくなると思います。
  
それが、例えば「虫取り」かもしれませんしね。
  
  
小学生が好きそうな遊びと言えば、
  
水遊び、虫取り、ゲーム、アスレチック、花火…、
  
  
そんな感じですが、子供の頃に遊んでいない人は、
  
そういう事をやっていかないと、精神的に大人にはなれません。
  
  
「低次の欲求」を満たしていない人が、
  
「世の中を変えるような社会貢献がしたい!」という志など、
潜在意識から湧いてくるハズも無いのです。
  
  
低次の欲求を満たしていない人が、自分の志について語っても、
  
それは、「4の欲求」
  
つまり、「他人から認められたい、賞賛されたい」という欲求から、
来ている能性が非常に高い訳です。
  
  
「低次の欲求」を満たせば満たすほど、
自然と「高次の欲求」にシフトしていきますから、
  
「5〜6」という、大人な欲求を持つ為には、
  
先に、それ以下の「3〜4」の欲求を満たしておく必要があります。
  
  
特に、マズローの5段階欲求では見落とされている、
  
「3.自由と享楽に関する欲求」が重要です。
  
  
多くの人々が、学生時代に勉強ばっかりやっていて、
「3の欲求」があまり満たせていません。
  
  
3の欲求を満たすって言う事は、つまり、 
  
・テンションが上がること
・感動すること
  
を、日常的に取り入れていく必要があります。
  
  
私は、常に自分のテンションが上げてくれるモノに対して、
アンテナを張っていますが、
  
私個人で言うと、
  
・ビデオゲーム
・映像作品(映画、アニメ)
・マンガ
・お笑い、ユーモア
・音楽
・ファッション
・ラグジュアリー(高級なモノ、空間、体験など)
・美味しい食べ物、お酒
・快適な空間(飲食店、ホテルなど)
・質が高い情報
・自分の状態を上げてくれる波動(エネルギー)
  
って感じです。
  
  
自分の興味ある分野については、
常に新しい情報を得ようとしています。
  
  
自分の「テンションが上がる」という事は、
自分の「波動が上がっている」という事です。
  
  
ですから、テンションが上がることを繰り返す事で、
自分の波動を高めていく事が出来ます。
  
  
ただ、ここで注意点ですが、
  
アルコールや麻薬、ギャンブルなどの、
依存症について…です。
  
依存症の人には、
「どうしても!」という衝動が湧いてきますが、
  
衝動の原因は、必ず【 抑圧の反動 】です。
  
  
例えば、暴飲暴食を繰り返す人というのは、 
  
人生の楽しみを、【 食べ物にしか許していない 】のです。
  
  
だから、自分が許している数少ない楽しみに集中しているのです。
  
  
あらゆるジャンルの楽しみを許し、楽しみを分散させていると、
  
依存症にはなりませんし、
抑圧もありませんから、衝動が沸いてくる事もありません。
  
  
「3〜4の欲求」が満たされていない人が、
【 依存症 】になってしまうのです。
  
  
依存症にならないためには、
多くのジャンルの楽しみを自分に許し、
  
分散させていく必要がある訳です。   
  
  
例えばもし私が、
お酒にしか楽しみを許していなかったら、
  
完全にアルコール依存症になってますよ(笑)
  
  
他にも、自分に食べ物しか楽しみを許さない人が、
糖尿病になりやすい訳です。
    
  
でも、私にはいろんな楽しみがあるから、
  
それぞれを、適度に楽しめている訳です。 
  
  
例えば、自分にビデオゲームしか許していない人がいたら、
  
その人は、ゲーム依存症、ゲーム中毒になってしまうでしょうね。
  
  
他にも、異性、恋愛依存症などもあります。
    
  
依存症というのは、
【 それしか、人生に楽しみがない 】という状態です。
  
  
そうならないためには、
潜在意識ときちんとコミュニケーションを取って、
  
出来る限り、「種類が多い楽しみ」を自分に与えていく事です。
  
  
まずは、「子供の頃に満たせなかった楽しみから…」です。
  
  
子供染みていると思いますが、やった方が良いです。
  
  
私の妻も、幼少期に遊び足りていなかったので、
  
プールに行ったら、
やたら子供の様にハシャいだりしていましたし、
  
子供の頃に欲しかったという、
シルバニアファミリーを私が買ってあげたりしました。
   
  
そうして、子供の頃の欲求を満たすから、
  
大人な、「高次の欲求」にシフトしていけるのです。
  
  
自分に楽しみを多く許していない人は、
ほとんど必ずと言って良いほど、依存症になっています。
  
  
依存症とは、低次の欲求が充分に満たされていない状態です。
  
  
数多くの「テンションが上がること」を生活に取り入れる事です。
  
  
お金に余裕が無い人でも、
お金が掛からない事からやれば良いのです。
  
探せば、絶対にありますよ。 
  
  
今の時代、楽しむのにお金はそれほど必要ありません。
  
無料や少額で、いくらでもあります。
  
  
必要なのは、普段やっていない事に対して、
   
【 重い腰をあげて探して、チャレンジする事だけ 】です。
  
  
潜在意識の欲求を積極的に満たしていかないと、
何の為に生きているかもわかりませんし、
  
依存症になって、金銭を失ったり、
身体を壊してしまうかもしれません。
  
  
非常に不自然で、精神や人体に有害な状態です。
  
  
【 テンションが上がることを探して、日常的に取り入れていく 】
  
  
それこそが、潜在意識の状態をポジティブにする為の、
  
「潜在意識の要望を満たす習慣」という事です。


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2018年07月08日

通貨の本質

今日は心理学者ではなく、経済学者モードです。
  
  
私の記事を読み込んでいる人は、
私が「仮想通貨に対して否定的」である事は、
  
なんとなく分かってもらえていると思います(笑)  
  
  
でも、未だに「仮想通貨は発展していく…」
とうい主張の人もいますし、
  
そういう人の主張を読んでいると、
  
まだ自分も完全に相手を論破できるほど、 
「通貨の本質」を深く理解できていないな…、
  
と思ったので、
  
「自分がまだ完全に理解できていない通貨の本質」について、
真剣に考えて見ました。
  
  
ただ、私の大筋の考えは一貫して変わりません。
  
私は、「筋の通らない主張」には違和感を感じます。
  
  
完全に腑に落ちていなくても、
オカシイことを、直感的にオカシイと感じられる感性があるのです。
  
  
数学が得意な人もきっと同じでしょうね。
  
いくら複雑な数式でも、
おかしい部分のある数式を見たら、
  
どこがオカシイ部分か、すぐに指摘はできなくても、
先に「どこかが違う…という違和感」を感じると思いますからね。
  
  
では、【 通貨の本質 】について語ります。
  
  
わかりやすい話からすると、
  
みなさんは、
どうして「ニセ札の製造」が取り締まられると思いますか?
  
もし、「ニセ札の製造」が許されていて、
みんながニセ札ばかり作って使うようになったら、
  
誰も、真面目に働こうとしませんよね?
  
それに、そんな通貨を誰も使いたがりません。
  
  
通貨とは、
  
【「価値交換・商取引」に使うための道具であり、ルール 】なのです。
  
  
他人の為に仕事をした人が受け取って、
  
次に「他人の仕事と交換」するまでに持っておける、
「一時的なチケット」のようなモノです。
  
  
金貨や銀貨など、
実用的価値のあるものが通貨になっていればわかりやすいですが、
   
現在一般に使われている紙幣自体に、実用的な価値はありません。
  
  
実用的な価値が無いのに、みんながそれを使っているのは、
  
【 ルールを信用しているから 】に他なりません。
  
  
・真面目に仕事する人が損する様な事は無いよね(公平性)
・一万円の価値ってこれくらいだよね(安定性)
  
という、全員で同意しているルールです。
  
  
その厳正厳格なルールがあるから、
みんな安心して、通貨を使うのです。
  
もし、通貨をズルして作ろうとする人が現れれば、
「真面目に仕事をする人が損をすること」になります。
  
  
通貨とは、あらゆる意味で、
  
【 価値交換(仕事・取引)を便利にする為の道具 】です。
  
  
取引において不便な通貨は、誰も使いたがりません。
  
  
ですから、【 優れた通貨の条件 】とは、
  
  
《 1 安全性・公平性 》 
  
「不公平なズル」が許されない、または出来ない様になっている。
ズルをする人がいると、真面目に仕事をしている人が損をするから。
  
  
《 2 安定性 》
  
百円の価値はこれくらい…、一万円の価値はこれくらい…、
という風に、みんなが同意していて、そのイメージが安定している
  
パンの価格が、50円になったり、300円になったり、
短期間に大きく変動していると扱いに不便。
  
通貨は、短期間にイメージが大きく変動しないからこそ便利。
  
  
《 3利便性・信頼性 》
  
多くの人が、その通貨を取引に使う事に同意していて、
受け取った通貨は、きちんと「次の支払い時」に使える。
  
さらに使える先が多いほど良い。
  
  
という様な事です。
  
  
ですから、通貨を発行する中央銀行の役割というのは、
  
通貨の「安全性、安定性、公平性、信頼性、利便性」を、
管理して、守り続ける事です。
  
  
通貨自体に実用的な価値は無いわけですから、
  
みんなが通貨を使っているのは、
  
【 その通貨が厳正に管理されている 】
【 その通貨は、次の支払いに使える 】
  
と信じているからです。
  
  
・不公平なズルをする人間がいる…
・一万円で買える物はこれくらい、というイメージが崩れる…
・次の支払いに使えない…
  
という様な事が起こって、
  
「通貨運用に対する信用」が揺らげば、
誰もその通貨を使いたがりません。
  
物々交換した方がマシじゃん!って事になります。
  
  
そう言う意味で、
  
仮想通貨の一番の欠点は、
  
「一万円はこれくらいの価値…」という様な、
イメージが固定していない事です。
  
そのイメージが固定していなければ、
商取引では使いにくいのです。
  
  
まぁ、商売に使う分には、
通貨の価値(イメージ)は安定している方が良いですが、
  
ギャンブラーにとっては、
不安定の方が嬉しいのでしょう(笑)
  
  
  
ただ、日本円を含む、
実用的な価値を持たないあらゆる通貨は、
  
「暴落の可能性」をはらんでいます。
  
  
だから、資産家の人って言うのは、
  
不動産、貴金属、株式などに資産を分散させたり、
様々な国の通貨を所有したりしています。
  
  
いろんな国が、輸出で外貨を稼ごうとするのも、
   
外国から買い物をするときに、
外貨が支払いに使いやすいからです。
  
  
通貨というのは、
【 支払いに使える 】という事が、極めて重要なのです。
  
  
そういう意味で、「支払いに使えない仮想通貨」は、
仮想資産と言った方が良いでしょうね。
  
  
通貨というのは、
  
【 仕事や価値を交換しやすくする為の、一時的なチケット 】です。
  
  
で、そのチケットを持ち寄って、
ギャンブルをする人間もいますけどね。
    
  
ですが、ギャンブルは経済の主役ではありません。
  
  
経済の主役は、【 人の仕事 】です。
  
  
通貨というのは、 
  
真面目に働いている人が損をしないように運用されるべきだし、
  
いくらお金を持っていても、
次に、他人の仕事を買うときに支払いに使えなければ、意味がありません。
  
  
通貨とは、【 仕事や取引をやりやすくする為の道具・ルール 】であって、
  
その目的を追求した「道具・ルール」であるべきです。
  
  
スポーツだって、
厳正なルール、公平な審判がいてこそ、成り立ちます。
  
  
スポーツにおいて、
ルールが歪められ、審判が不公平だったら、 
 
だれも真面目にプレイしないでしょ?
  
  
通貨とは、仕事や取引ではこれを使っていこう!と、
  
【 みんなで同意している道具・ルール 】です。
  
  
不公平なルールだったら、誰も使いたがりません。
  
  
物々交換した方がマシです。
  
  
ですが、私は法定通貨や日本円を信頼しきっている訳でもありません。
  
政府や中央銀行がズルをしないなんて保証は無いからです。
  
  
実用的な価値が無く、人間が管理している以上、  
  
どんな通貨も、暴落する可能性は有り得ます。
  
  
じゃあ、
  
・株を持てば良いの? 
・不動産を持てば良いの?
・貴金属を持てば良いの?
・外貨を持てば良いの?
  
と、いろいろ不安になるかもしれませんが、
  
一番信頼できるのは、【 自分の仕事の能力 】です。
  
  
先日も、大きな自然災害で
住居、家電、自動車などが破壊されてしまいましたが、 
  
「形ある資産」というのは、いつ失われるかわかりません。 
  
  
目に見える資産に依存していても、
  
不慮、不測の事態で、
それらの資産が失われる可能性は絶対に有り得ます。
  
  
だからこそ、
  
【 最終的に頼れるのは、自分のスキル 】です。
  
  
その次に頼れるのは、
   
【 いざという時に助け合える人間関係 】です。
  
  
1.自分の仕事の「スキル」
2.助け合える「人間関係」
3.形ある「資産」
  
  
という事で、
形ある資産というのは、3番目なのです。
  
  
カタチある資産が失われる様な、
いざという時には、
  
「自分のスキル」や「人間関係」という、
無形資産の方が、よっぽど頼りになる。
   
  
これも、私が8年前くらい前から言っている事です。
   
・経済、お金、豊かさ、自由
http://growheart.livedoor.biz/archives/52012883.html
  
  
私は、どんな通貨も信頼していませんから(笑)
  
  
私のご先祖は資産家でしたが、
  
ハイパーインフレ、戦後の新円切換で、
日本政府に財産を没収され、資産を失いました。
  
  
私は通貨なんて、
いつ暴落するかわからないと思って生きてます。
  
  
だから、「自分のスキル」と「他人」を大事にして生きている訳です。
  
  
通貨は、ただ「仕事の交換、価値の交換」を
便利にする為の「道具・ルール」です。
    
それ以上でも、以下でもありません。
  
  
通貨の実用性というのは、
  
【 真面目に仕事をしている人間にとってどうなのか? 】
  
という事で決まるのです。
  
  
ギャンブラーにとってどうか?ではありません。 
  
  
社会を支えているのは「人の仕事」であり、
  
仕事をする人がいなくなれば、社会は回らないのですから。
  
  
いくら大金を抱えていても、他人が仕事してくれないと、
  
「便利、自由、豊かさ」なんて、得る事はできません。
  
  
「最高の通貨、通貨のあるべき理想形」とは、
  
【 真面目に仕事をしている人間にとって、
  便利に扱えて、損する心配が無く安心できる 】
  
という要素を備えている事です。
  
  
  
そして、文明が成熟していけば、
最終的には、通貨自体が要らなくなる時代がやってきます。
  
まぁ、私が生きている間に、
そこまで到達するかどうかは知りませんが。
  
  
通貨は、【 人々が信用しているルール 】です。
  
  
そして、人々が自分たち用にルールを作らなくても、 
  
宇宙の法則として既に、
  
【 与えた分だけ受け取る、必ずバランスを取る 】
  
というシステムが組み込まれているのです。
  
  
人類全員が、その宇宙の法則を理解し、信頼していれば、
  
通貨など要りません。
  
  
「シンプルに、自分の為に、
 好きなだけ与えて、好きなだけ受け取る」
    
という社会経済になります。
  
  
宇宙が勝手に交換のバランスを取ってくれるんだから、
  
別に自分たちで細かく計測しなくてもいいじゃん!って話になるのです。
  
  
まぁ、その為には人類の精神的成熟が不可欠ですけどね。
  
  
  
要は、「通貨というチケット」でギャンブルする事よりも、
  
【 人の役に立つ仕事のスキル 】を高めた方がいいよって話。
  
  
このまま行けば、ノーベル経済学賞はもらったかな(笑)

  
  
《 追記 》
   
そもそも、通貨で儲けようって言う魂胆がオカシイ。
  
通貨自体は実用的な価値を生まないんだから、
通貨で儲けちゃった人がいるなら、裏側に損するヤツもいる。
  
どこまで行ってもゼロサムゲーム。
  
外貨の換金手数料などを除いて、
通貨で儲けるってのは、ギャンブルかニセ札で儲けるのと一緒。
  
儲けられないからこそ、
安心・安定して商取引で使える優秀な通貨なんだよね。


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2018年07月06日

「自画自賛」と「自己卑下」

私は、「読者の反応・リアクション」を探りつつ、
次に書くべき「記事の内容」を考えています。
  
  
で、前回の記事の反応を探っていると、
  
どうも、「自画自賛」という部分で
躓いている人が多い様に感じました。
  
「自画自賛」という行為に、ものすごく抵抗感がある。
    
  
私は、「自画自賛」に抵抗がないので、
「自画自賛に抵抗する人の気持ち」がわかりにくい。
  
わかりにくいからこそ、
自分にとっては、真剣に考えるべきテーマです。
   
  
で、少し考えて見ましたが、
  
「自画自賛の習慣」に抵抗がある、という事は、
「自己卑下の習慣」を持っている、という事です。
  
  
「自己卑下なんて止めた方がいいよ」と他人から言われても、
  
パッと止められないのは、無意識レベルで
【 自己卑下にメリットを感じているから 】です。
  
  
ただ、私は「自己卑下した経験」がほとんど無いもので…(笑)
  
  
中学3年生の時に自殺願望を持ったときも、
  
【 自分はめちゃくちゃ良い人間なのに、
  そんな良い人間が不幸になる様な「理不尽・不条理な世の中」で、
  生きていく意味があるのか? 】
  
っていう気持ちでしたからね。
  
自分には存在する価値が無い…、という動機ではありませんでした(笑)
   
   
「精神苦よる自殺願望」と言っても、
「絶望感」という部分は共通していますが、
   
何に絶望しているか?は、人それぞれです。
  
・「自分自身に…」かもしれないし、
・「自分を取り巻く境遇に…」かもしれないし、
・「世の中、現代社会に…」かもしれません。
  
  
で、ほとんど自己卑下したことない私ですが、
  
「一回だけ、自己卑下したことあるわ!」と、
自分の経験を思い出しました。
  
  
私は、昔から「結婚に対する自信」は非常に高かったのですが、
「恋愛に対する自信」が非常に低かったです。
  
「結婚」と「恋愛」は、まったくの別分野、別領域ですからね。
  
  
結婚で必要とされるのは、主に「家族愛」とか「経済面」ですが、
恋愛で必要とされるのは、主に「色気」です。
  
過去の私は、「色気」に自信がありませんでしたし、
女性から魅力的に思ってもらえる自信が無かったのです。
  
まぁ、結婚が上手く行くかどうかに、
色気自体はあまり重要ではないですからね。
  
  
当時の私は、好きな女性と繋がっていられるなら、
「自分が折れよう」という気持ちでした。
  
  
要は、お互い自己主張し合って、
意見の相違が生まれ、ケンカ別れするくらいなら、
  
「自分が折れてでも、一緒にいたい…」という気持ちでした。
  
  
それこそが、【 自己卑下 】です。
  
  
寂しいから、自分が折れてでも、一緒に居たい。
  
  
でも、自分を愛し始めると、
  
それは即ち、
【 自分の「価値観」や「主張」を折らない 】という事になります。
  
  
自分を愛する人ほど、
  
無理に他人に合わせなくなるし、
自分の信念を折らなくなって行きますが、
  
「自分の信念を折らない者同士」が出会うと、
当然、【 意見がぶつかり合う可能性 】も生まれます。
  
  
「仲違いのリスク」が生まれる訳です。
  
  
他人に心を開いて折らず、
孤独感を抱えていて、寂しい人ほど、
  
「他人との仲違い」や「一人ぼっち」を怖れています。
  
  
仲違いして「一人ぼっち」になるリスクがあるくらいなら、  
自分が折れている方がマシだ…と判断している訳です。
  
  
ですが、「自分を愛する」という事は、
  
「孤独の道を通ること」でもあるのです。
  
  
私なんて、自分を愛しまくっているし、
  
いくら他人に嫌われようと、仲違いしようと、孤独になろうと、
自分の信念を折る気なんてありませんし、一切の妥協をしません。
  
  
私みたいに、「絶対に一歩も譲りませんよ」というスタンスだと、
  
当然、付き合える人間の幅も狭くなります。
  
  
でも、私はそれでも良いのです。
  
自分の美学、価値観、信念を折らず、
「自分で自分を好きでいられる事」の方が幸せだし、
  
たとえ数が少なくても、
「一歩も譲らない私」と付き合える人たちがいたら孤独ではないし、
  
「付き合いの浅い知人」がたくさんいるより、
「付き合いの深い親友」がたった一人いるほうが、
  
遥かに幸せなのです。
  
  
まず、「自然体の自分」になって、
  
その「自然体な自分」を受け入れてくれる人と付き合った方が、
遥かに幸せだし、快適です。
  
  
その為には、
まず「自然体の自分を愛する」という事が必要です。 
  
自分を愛し始めると、
当然、【 他人と相容れない部分 】も出てきます。
  
  
でも、それで良いのです。
  
  
「価値観が相容れない人」とは、「どのみち別れる運命」なのです。
  
早いか遅いかだけの違い。
  
  
なら、相手が自分と長く付き合える人間かどうか?
  
さっさと判明した方が良いですよね?
  
  
私が自分をオープンにするのは、
リトマス試験紙の様な意味があります。
  
  
まず、自分をオープンしておいて、
それでも私の事に好感を持ってくれる…、
  
そういう人と付き合った方が、効率が良いのです。
  
  
逆に、オープンな私を見て、好感を抱かない人なんて、
  
どうせ長い付き合いが出来ないに決まってますから。
  
  
自分をオープンにすると、
他人が離れていく可能性は当然ながらあります。
  
  
でも、オープンな自分を見て離れていく人なんて、
  
どのみち、長い付き合いは出来ないし、
生産的な関係でもありませんよ。
  
  
「自分をさらけ出す」っていうのは、一種の度胸試しです。
  
孤独になるかもしれないリスクを背負って、
それでも自分を愛そうとするのかどうか?
  
  
「他人との繋がり」と 「自分への愛」と、どっちを取るのか?
  
  
自分を愛していない上での人間関係なんて、
本物の関係じゃありません。
  
カリソメで、ニセモノです。
  
  
自分を愛した上で、他人と関係を築いていかないと、
  
生産的な関係とは言えません。
  
  
自分を愛する為には、
  
【 カリソメの人間関係を一旦捨てる覚悟 】という、
  
「度胸試し」が必要になるのです。
  
  
その覚悟を持てない人が、
「自己卑下している方がマシだ…」という結論に辿り着くのです。
  
  
で、なんでそんなに人間って寂しいと思いますか?
  
そもそもなぜ多くの人は、
大きな寂しさと孤独感を抱えていると思いますか?
  
  
その理由は、【 家族にすら心を開いて接していないから 】です。
  
  
私が昔から割と「孤独な状況」に強かったのは、
  
私の両親が、本音を言い合う仲で、
「オープンハートな家庭だったから」だと思います。
  
  
家族にすら、心を開いていなかったら、
もう、ほとんど誰にも心を開けていないと思います。
  
  
そして、他人に対する態度と、潜在意識に対する態度は同じです。 
  
  
他人に心を閉ざしている人は、
自分の潜在意識に対しても、心を閉ざしています。
  
他人の話を聞かない人は、潜在意識の声も聞いていません。
  
  
この世に、心を開ける相手が…、
本心・本音・本性をさらけ出せる相手が…、
  
たったの一人も存在していない…
  
  
だから、めちゃくちゃ寂しいのです。
  
  
本当は、「自分固有の価値観」や「未熟な部分」も含めて、
自分を認めて、受け入れてくれる人が欲しいのでしょう?
  
  
でも、たったの一人もいないから、とにかく寂しいのです。
  
  
【 自分の両親が、本音を語る人間だったのかどうか? 】
  
もう、それだけで寂しい人間になるかどうか決まってしまいますね。
  
  
そして、とにかくめちゃくちゃ寂しいからこそ、
カリソメの人間関係だったとしても、他人と繋がっていたいのです。
  
  
本当に自分を愛して、
自分の人生を良い方向に持って行きたいのであれば、
  
【 カリソメの人間関係を一旦捨てる覚悟 】を持つ必要があります。
  
  
「カリソメの人間関係を捨てでも、自分を愛する、自画自賛する」
  
そういうプロセスが必要になるのです。
  
  
めちゃくちゃ寂しいからこそ、
カリソメの人間関係にしがみついている訳ですが、
  
一旦、そのカリソメの人間関係すら、捨てなければなりません。
  
  
麻薬中毒者が、「麻薬を断つ覚悟」を決める様なモンです。
  
  
自分を愛していない人は、
  
寂しいから、他人と繋がるために自己卑下していて、
  
自己卑下にメリットを感じているから、自画自賛が出来ないのです。
  
  
・孤独の道を通って、自分を愛し始めるか?
・自己卑下を続け、カリソメの人間関係にしがみつき続けるか?
  
  
さて、あなたはどうしますか?


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2018年07月05日

潜在意識の扱い方

これまでの記事で、
「潜在意識の仕組み」について語ってきましたが、
  
【 どうすれば潜在意識の状態をポジティブにしていけるのか? 】
  
という事について、
「まとめ」と「おさらい」をしたいと思います。
  
  
まず、結論から言うと、毎日積極的に、
  
1.「瞑想状態」になる習慣
2.「潜在意識の要望」を満たす習慣
3.「自画自賛」する習慣
  
この3つの習慣が基本であり、必須になります。
  
  
では、それぞれについて掘り下げて解説していきますが、
  
  
まず、瞑想状態になることで、
潜在意識とのコミュニケーションを取る事ができます。
  
  
潜在意識には、顕在意識では無自覚の
無意識的な【「思い込み」「感情」「欲求」】が存在しています。
  
それらは、積極的に感じようとしなければ、
汲み取る事ができません。
  
  
現代人の多くは、
毎日瞑想状態になる習慣を持っていないでしょうから、
  
自分の潜在意識の【 「思い込み」「感情」「欲求」 】について、
まるで把握できていないと思います。  
  
  
しかし、
  
・自分がどうすれば幸せになれるか?
・自分がどういう状態になったら幸せや快適を感じるか?
  
それを知っているのは、「潜在意識だけ」です。
  
   
積極的に、潜在意識の状態を把握しないことには、
  
【 自分にとっての本当の幸せとは何か? 】を知る事すらできません。
  
  
さらに、潜在意識下には、抑圧している感情も溜まっています。
  
  
これまで、潜在意識の声を聞いてこなかった人が瞑想すると、
  
代表的な例で言うと、おそらく、
  
1.死にたい! 消えたい! 逃げたい!
(※ 厳しい現実を生き抜いていく自信が無い)
  
2.めちゃくちゃ寂しい!  
(※ 自分の家族にも心を開いて接していない)
  
という気持ちが沸いてくると思います。  
  
  
それは、潜在意識下に存在していたのに、
これまで感じてこなかった、「隠れた感情」です。
  
  
うつ病というのは、ある意味で【 強制瞑想状態 】です。
  
  
私も中学3年生の時にうつ病になりましたが、
延々、ネガティブな感情が沸いてきます。
  
それは、抑圧していた潜在意識下のネガティブ感情が、
耐えきれなくなって続々と噴出していた状態です。
  
  
潜在意識とコミュニケーションを取っていないと、
自分がどれほど無意識下にネガティブ感情を抱えているのか?
  
という事にも、自覚が持てません。
  
  
先日の記事で、
「観念が感情を作るメカニズム」にも触れましたが、
  
既に生まれてしまった感情というのは、
発散させる必要があります。  
  
  
感情を発散させて、きちんと処理しないと、
自分に起こった出来事を冷静に思考・整理できませんし、
  
感情を溜め込む事は精神にとって不自然なことなので、
ネガティブ感情を溜めすぎると精神が崩壊します。
  
  
うつ病の人というのは、強制瞑想状態になって、
  
精神と肉体が、
強制的にネガティブ感情を発散させているのです。
  
  
潜在意識の声を無視している人ほど、
「うつ病」になったり、「自殺願望」を持つ可能性は高いです。
   
  
潜在意識の状態をポジティブにしたければ、
  
・ネガティブな観念は消していく
・ネガティブな感情を溜めずに発散させる
・潜在意識の要望を満たしていく
  
という方向性が必要です。
  
  
それらに必要なのが、
まず毎日、積極的に瞑想状態になる時間を持つ事です。
  
   
  
そして、潜在意識というのは、
「発散させていないネガティブ感情」を溜め込むのと同じように、
  
「これまでに満たしてこれなかった欲求」も、溜め込んでいます。
  
  
つまり、
  
【 幼少の頃に満たせなかった潜在意識の欲求 】というのも、
大人になってからも、ずっと晴らされずに残り続けています。
  
その「心残り」を晴らさなければ、
無意識的にはその「心残り」にずっと気を取られてしまって、
  
生産的な活動もできませんし、集中力も無くなってしまいます。
  
  
もっと言うと、幼少の頃の欲求を満たせないと、
精神的に大人になることは出来ません。
  
身体がどれだけ大人になっても、
  
潜在意識は「子供時代に満たせなかった欲求」を、
延々と追い求め続けているからです。
  
いくら、表面的には大人ぶっていても、賢ぶっていても、
中身(精神年齢)は、子供の頃から成長していないです。
  
  
ですから、「潜在意識の欲求・要望」というのは、
可能な限り、積極的に満たしていく必要があります。
  
  
これまでの記事で、「顕在意識」と「顕在意識」の関係は、
  
  
【 サーカスの「猛獣使い」と「ライオン」の様な関係 】だと述べました。
   
  
では、「猛獣使い」と「ライオン」は、
どうやって信頼関係を結べば良いでしょう?
  
  
「エサ(ご褒美)」と「ムチ(厳しさ)」を使い分ける事です。
  
  
ムチだけで「やる気」を出すライオンはいません(笑)
  
エサも食わせないとダメです。
  
  
恐怖心で無理矢理に従わせようとしても、
本気を出してくれる訳がありません。
  
  
ですから、潜在意識にもエサを食わせないとダメです。
  
  
しかし、多くの人は、
自分を満たすことに自体に、ネガティブイメージを持っています。
  
【 自分が楽しむこと、喜ぶこと、快感を得ること… 】
  
こういう事を、とても悪い事だと思っている訳です。
  
  
他人から嫉妬されたり、ひがまれたりするからなのか?
  
真面目に価値があり、不真面目に価値が無いと思っているからなのか?
  
必要最低限の生活費以外に、
自分の心を満たすためにお金を使う事が、
  
「悪い事」だとか、「勿体ない事」だとか思っているのでしょうか?
  
  
まぁ、そういうネガティブ観念(思い込み)を持っているせいで、
  
潜在意識の欲求・要望を、まるで満たせていない訳です。
  
  
ライオンにエサをあげることが、悪い事だと思っている状態です。
  
しかし、ライオンにエサもあげないのに、
猛獣使いの指示に従ってくれる訳がありませんね。
  
  
ですから、変な思い込みは捨てて、 
  
今の自分にできる範囲で、
あまり他人に負担や迷惑を掛けない範囲で、
  
潜在意識の欲求・要望は、
可能な限り満たしていく必要があります。
  
  
そうしないと、
モチベーションも集中力も湧いてきません。
  
  
  
で、次に「自画自賛」の習慣ですが、
  
自画自賛の目的は、【 自分を愛すること 】です。
  
  
例えば、自己肯定感が低く、承認欲求に飢えている人を、
他人が積極的に褒めたところで、あまり効果は無いのです。
  
  
・本人が褒め言葉を素直に受け取れなかったり、
・褒めてくれる人に依存してきたり、
・その依存心を利用されて詐欺師に騙されたり…、
  
  
一度、ネガティブに育てられて大人になった人を、
他人が褒めても効果的ではありません。
  
  
それより、
【 本人が自分を褒める習慣 】を持たなければなりません。
  
  
結局、自分を愛していない人は、
「他人からの評価」に依存しているのです。
  
まるで麻薬の様に…、です。
  
  
麻薬に飢えている人に、麻薬を渡しても、
根本解決にならない事はわかりますよね?
  
  
根本解決の為に大事なことは、
そもそも、【「他人の評価」という囚われ 】から解放されることです。
  
  
他人の評価より、自分で行う評価の方が重要だと、
そっちに意識を向けさせることです。
  
  
その為の、【 自分本位で自分を褒める 】という行為です。
  
  
自分を愛していない人は、
  
自分よりも、他人に高い価値があり、
自分が生きて行くには、その他人からの評価が必要だと思っています。
  
人生や評価の主導権を他人に委ねている、完全なる奴隷マインドです。
   
  
その奴隷マインドから脱却するには、
  
【 自分本位で評価する 】という習慣が必要なのです。
  
  
「誰が何と言おうと、自分はこれが良いと思った!」
  
という風にです。
  
  
それが、他人では無く、
  
【 自分自身の「感性」や「価値観」を主軸にして生きる 】
  
という事です。
  
  
「自画自賛の習慣」には、それらが詰まっています。
  
  
潜在意識の状態というのは、
一日で全てがひっくり返る訳ではありません。
    
ですから、日々の習慣が重要です。
  
  
1.「瞑想状態」になる習慣 (潜在意識の状態を把握)
2.「潜在意識の要望」を満たす習慣 (潜在意識を味方に付ける)
3.「自画自賛」する習慣 (自尊心を高め、他人を怖れなくなる)
  
  
これを、繰り返すほど、
潜在意識の状態はポジティブに向かっていきます。
  
  
おそらく、
  
上記の全てが、
悪い事の様に感じている日本人は多いでしょうね(笑)
  
  
・ボーっとしちゃいけない
・何かしてないといけない  
・遊んじゃいけない
・贅沢はいけない
・強欲はいけない
・偉そうにしちゃいけない
・驕っちゃいけない
  
という風にね。
  
  
でも、その考え方では、
  
奴隷としては優秀になれても、
AI時代に必要とされる「主体的な人間、本気の人間」にはなれません。
  
  
昔と、時代は違うのですから。
  
  
昔は、世の中に反抗的な態度を取るより、
奴隷になった方が生き抜けたかも知れませんけどね。
  
  
一般によく言われる、「ありのままの自分」が大事なのです。 
  
  
奴隷は、「ありのままの自分」では決してありません。
  
  
・潜在意識と積極的にコミュニケーションを取って、
・潜在意識の欲求・要望を満たしていくこと、
・自分本位で自分を褒める事、
  
そういう習慣で、
  
「ありのままの自分」に自信が持てるようになり、
「ありのままの自分」で生きていける様になるのです。


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2018年07月04日

捨てる基準

最近、「より快適な室内環境で暮らしたい!」
という気持ちが膨れ上がって、 
  
その実現の為に何をすべきか考えました。
  
  
なぜ、家の中にモノが溜まっていくのか?
  
を考えて見たところ、
  
【「捨てる」という作業に面倒を感じているから…】
  
という結論に辿り着きました。
  
  
やっぱり何事も【 一番に「捨てる」が大事! 】
  
  
私が時間に余裕があるのは、
無駄な事に時間を使わないから。
  
    
それは、ある意味で「他の人が普通にやっている活動」を、
【 私はバッサリ捨てている 】という風にも言える。
  
  
営業、集客、人脈作りなどに、私は時間を使わないから。
  
もしそれらをやっていたら、
途端に私の時間的余裕はなくなってしまう。
  
  
最低限のモノで暮らす人をミニマリストと呼ぶみたいですが、
  
私は、【 ビジネスと人間関係のミニマリスト 】かも(笑)
  
  
なんでモノを捨てるのが面倒くさいと感じるか?
  
・捨てるかどうかの判断に迷う
・ゴミ箱がベストな位置にない
・分別が面倒
・粗大ゴミは簡単に捨てられない
  
いろいろあると思いますが、
  
とにかく、捨てる行為に対して、
「面倒臭さ」を感じなくなるシステムを作ることが、
  
重要だと気付きました。
  
  
部屋を快適にする為にいろいろやろうとする前に、
  
最優先で、
【 いかに自分の負担が少なく、捨てられるようにするか? 】
  
それを考える事が大事という結論に至りました。
  
  
室内環境を快適に保つ上では、  
  
必要だったらまた買えば良いと思って、捨てる基準を上げて、
「普段使っていないモノ」をポンポン捨てる事が、
  
最優先かつ集中的に取り組むべきポイントですね。
  
  
私はこれまでの経験で、ビジネスや人間関係については、
「無駄のない必要最低限で良い」という厳しい基準ですが、
    
モノも捨てやすくして、
無駄なモノを溜めないようにしたいと思います。


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2018年07月03日

中井流の瞑想法

相手の手を握って「潜在意識の書き換えをする」
と言っているセラピストがやっているのは、
  
「催眠術や洗脳と似た様な事だ」という話をしました。
  
  
もちろん、厳密には、
暗示を掛ける催眠術ではないですが、
  
霊能力を使って、
「似た様な事をしている」という事です。
  
  
その流れから、私が「催眠のメカニズム」を学ぼうと思ったのは、
潜在意識の事をもっといろんな角度から深く理解して、
  
ネガティブな観念をもっと素早く手放し、
ポジティブな信念・自信を強化していく方法論を、
  
見つけ出せれば良いなと思ったからです。
  
  
で、催眠状態というのは、「変性意識状態」の一種です。
  
  
変性意識とは、【 普段と違う意識状態 】のことです。
  
  
お酒を飲んで酔っているときも、変性意識状態ですし、
催眠術で暗示が掛かりやすいときも、変性意識状態です。
  
  
「特定の変性意識状態」を活用すれば、
より効率的に潜在意識にアプローチ出来るかも知れない。
  
そう思った訳です。
  
  
ですが、一通り思考を巡らせて辿り着いた結論は、
  
【「催眠状態」より「瞑想状態」が大事だ 】という事です。
  
  
瞑想状態は、
私にとってはごく当たりの自然過ぎて見落としていましたが、
    
瞑想状態も、「変性意識状態の一種」と言えると思います。
  
  
私は「起きている間の3割」ぐらいの時間は、
瞑想状態になっていると思いますけどね(笑)
  
  
「瞑想」と聞くと、多くの人がイメージするのは、
  
座禅を組んで、手や指でマルを作って、
仏像みたいなポーズを取ることだろう?
  
そう思っていると思います。
  
  
その定義が、私とは大きく違います。
  
  
最近では、アメリカのIT企業が取り入れている、
「マインドフルネス瞑想」という言葉が流行りましたけどね。
  
  
なんか、瞑想を難しく捉えすぎると、
  
敷居が高そうに感じたり、
方法も、ズレた方向に向かっていくと思います。
  
  
別に、座禅を組んで「特定のポーズ」を取らなくても、
  
【 ただ「意識の状態」が、瞑想状態にさえなれば良い 】のです。
   
   
私にとって意識を「瞑想状態」にする事は、
じっくりと音楽を聴くのと同じようなモノです。
  
  
私の言う瞑想状態とは、
  
「外側からの感覚情報」を遮断し、少なくして、
外側に気を取られる事なく、「自分の内側に意識を向ける事」です。
  
    
ただ、顕在意識の働きを弱めて、ボーッとして、
【 潜在意識や肉体の「状態」や「要望」 】を感じ取ろうとする事です。
  
  
・電車での移動中とか、歩きながらでも、
・ソファでくつろぎながらでも、寝転びながらでも、
・お風呂に入りながらでも、
・落ち着いた場所で一人でコーヒーやお酒やを飲んでいても、
  
音楽を聴くのと同じように、瞑想状態になる事はできます。
  
  
脳波で言うと、アルファ波やシータ波のように、
リラックスしたときの脳波状態でしょうね。
  
  
肉体が不快感を感じていると、
それに意識を取られてしまうので、瞑想状態に入りにくいです。
  
「痛い、くさい、うるさい…」
  
  
そういう不快感を感じているときは、
自分の身体にとっては緊急事態なので、
  
集中して内側に意識を向けられません。
  
  
ですから、できるだけ感覚情報が少なく、
肉体が快適を感じている時の方が、瞑想状態を作りやすいです。
  
  
・薄暗い場所、または目を閉じる
・ 静か、または心地良い音楽、
・キレイで快適な空気、気温
  
そういう外部環境の方が、瞑想状態は作りやすい。
  
  
もちろん、肉体的には
「リラックスできる姿勢、体勢」の方が良いですし、
  
あと、呼吸が浅いと脳に酸素が足りなくなったり、
リラックスも出来ないので、呼吸を深くすることも大事です。
  
  
かといって、「呼吸法」ばかり気にして、
内面に意識を向けられなかったら意味がありませんし、
  
大事なのは、「身体をリラックスさせる」という目的です。
    
  
  
瞑想状態になることは、
  
私にとっては音楽を聴くように自然な事なのに、
現代人で毎日、瞑想状態になる習慣を持っている人は、
  
ほとんど居ないんじゃ無いかと思います。
  
  
私から見れば、
逆に、瞑想状態にならないで、どうやって生活しているの?
    
と、疑問が沸くほどなんですけどね。
  
  
私は、頭の中がゴチャゴチャ、モヤモヤした状態が、
死ぬほど嫌いですが、
  
瞑想状態になると、思考が整理され、スッキリします。
  
  
だから、頭がゴチャゴチャ、モヤモヤした状態になると、
一人きりになって、意識を静めて思考を整理します。
  
だから、私にとっては「一人きりになる時間」が無いのは、
ちょっとあり得ないというか、無理なのです。
  
  
これまでの学校教育や受験勉強において、 
  
「暇さえあれば勉強しろ!」
(ペーパーテストで良い点取る為に、暗記・計算しろ!)
  
と言われきて、一人きりでボーッとする事が、
さも悪い事の様に思っている人もいるかも知れません。
  
  
人間の意識には、顕在意識と潜在意識が存在していて…、
という様な授業を、小学校では学びませんからね。
  
  
そもそも、【 潜在意識の存在 】すら知らないでしょう。
  
  
だから、子供はひたすら言われた通りにやるだけです。
  
【 潜在意識の要望(情熱・やりたい事)など、勉強の邪魔だ! 】
  
とすら思っているでしょうね。
  
  
で、すっかり
  
【 日々の生活で瞑想状態にならない「不自然な習慣」 】が、
  
身に付いてしまっている訳です。
  
  
私は、小学生の時にはよく瞑想状態になっていたと思います。
  
特に、寝起きの【 まどろみの時間 】が大好きでした。 
  
  
まどろみの時間を家族に邪魔されたら、キレてましたね(笑)
  
きっと、「寝起きの機嫌が悪い」と思われていたでしょう(笑)
  
  
スピリチュアルの情報では、
  
人間は眠っている間に高次元で情報を学んでいて、
  
寝起きの「まどろみの時間」に、それを馴染ませている…
  
という事らしいので、「まどろみの時間」は非常に重要です。
  
  
寝起きの、「ウトウト、ボンヤリした時間」は、
  
人間の精神にとって、極めて重要な時間なのです。
  
  
無理矢理、目覚めようとすることは、
人間の精神にとって害となる行為なのです。
  
  
で、私が瞑想状態にならなくなったのは、
「受験勉強」が始まってからです。
  
  
受験勉強という、「脅迫的なクソシステム」のせいで、
  
人間は、「人間らしさ」を失っていくのです。
  
  
それも、人類が「人間とはどういう生き物か?」
  
を、理解していないからです。
   
   
人間の精神構造を理解していないから、
  
人間を誤ってロボットの様に捉えてしまい、
人間にとってベストなシステムを作れないのです。
  
  
  
瞑想とは、
言い換えれば、【 自分の内側とのコミュニケーション 】です。
  
  
自分の「潜在意識」や「ハイヤーセルフ(高次意識)」、
「肉体」などの声を聞くことです。
  
  
自分自身とコミュニケーションを取るなんて、変な感じでしょう?
  
  
肉体では、身体が傷つけば瞬時に痛みが伝わってきます。  
  
しかし、潜在意識の声というのは、
肉体の痛みほど明確に伝わってくるモノではありません。
  
だから、わざわざ【 聞き耳を立ててあげる時間 】が必要なのです。
  
  
人間の意識は、顕在意識だけで出来ている訳ではありません。
   
自分が普段、生活に使っている「顕在意識」とは別に、
数多くの無意識によって、成り立っています。
  
  
例えば、歩くという行為ですら、
  
「右足を出すぞ! 左足を出すぞ!」と、
意識している訳ではありません。
  
  
スピリチュアル的に言うと、
この宇宙の全てがエネルギーで出来ています。
  
そして、全てのエネルギーに知性(意識)が宿っているのです。
  
  
だから、人間の臓器には臓器の意識があるのです。
  
瞑想状態になって、臓器の声を聞こうとすれば、
臓器が何をして欲しいか伝わってきます。
  
  
・運動して欲しい…、
・水を飲んで欲しい…、
・こういうモノは食べて欲しくない…、
  
そういう要望を聞くことが出来るのです。  
  
  
という事で、
  
私は起きている間の約3割の時間は、
自分の内側とコミュニケーションを取って、
  
【 自分の内側はどうして欲しいと思ってるのか? 】
を「聞き取る事」に割いている訳です。
  
  
顕在意識は、強い権力を持った王様です。
  
でも、王様が悪政ばかりしていたら、国家は破滅します。
  
  
国家を構成する「民の声」も、積極的に聞かねばなりません(笑)
  
  
  
もし、ネガティブな人が瞑想したら、
  
「自分には価値が無い」という声が聞こえてくるかも知れません。
  
  
でも、それを止める必要はありません。
  
ただ、客観的に「今の潜在意識の状態はそうなんだな…」
と思えば良いのです。
  
  
人間ってストレスが溜まると、愚痴りたくなる生き物でしょ?
  
潜在意識の愚痴を、顕在意識が冷静に聞いてあげれば良いのです。
  
  
愚痴も、言わせたいだけ言わせたらスッキリしますよ。
  
100年、ずっと愚痴り続ける人間なんていませんから。
  
  
スッキリしたら、自然と前向きになるモノです。
  
  
顕在意識が、いくら知識を溜め込んで賢くなろうとも、
潜在意識は、子供のままかもしれませんし、
  
あるべき理想の姿は、顕在意識と潜在意識が、
それぞれの長所を活かして、協力し合わう事です。
  
  
顕在意識と潜在意識は、まったくの別物ですから、
  
それぞれの特徴をちゃんと理解して、
使いこなしていく必要があります。
  
  
私、具体的な方法論は、
公開記事には書かないことにしていますし、
  
お金を取りたい情報だなとも思いましたが、
今回は特別です。
  
  
まず先に、人々に賢くなってもらわないと、
私の賢さも伝わりませんからね(笑)
  
賢い人を増やすのは、
社会のためでもあり、私自身の為でもあるのです。
  
  
私の記事を読んで、視野が広がり、賢くなればなるほど、
私のレベルの高さがわかってくるでしょ?(笑)
  
だから、私の賢さをわかってもらうためにも、
賢い人を増やしていく必要があるのです。
  
  
ようやく、私のレベルの高さが、
徐々に読者の方々に伝わってきた感触っていうのもありますけど、
  
もっともっと、賢い人を爆発的に増やしていかないと、
  
日本は、最悪な「教育政策」と「経済政策」と共に、
経済的にも、精神的にも、滅びの道を突き進みますよ。   
  
  
  
あと、もちろんの事、お金を払ってもらったら、
無料とは別格の「知識」や「サポート」が得られますから、
  
本当に人生を良くしたい人は、
顧客になってもらった方が良いと思いますけどね。
  
  
私は、受け取る金額の「万倍の価値」を提供していると思いますが、
  
それも、私が無名の間の
「バーゲンセール、上場前のIPO株価格」ですから。
    
  
  
以前にも書きましたが、
  
感じる事なく、思考を巡らせても、
【 的外れな結論 】に辿り着きます。
  
  
感じる為の、瞑想状態です。
  
  
日本人は、もっと瞑想する習慣を持った方が良いでしょう。
  
そうすれば、もっともっと賢くなれます。


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2018年07月02日

善意が人を救うとは限らない

巷には、「潜在意識を書き換える」と謳っている、
セラピストが大勢いると思います。
  
クライアントの手を握り、何かを念じる事で、
潜在意識を書き換えるというのです。
  
私も過去にそういう人を何人か見てきました。
  
  
私も、「潜在意識の状態を高める技術」を研究し、
それを使って自分を変えてきましたし、
  
その方法を体系化して他人に教え、
「他人の人生」も変えてきましたが、
  
「手を握って、念じて、書き換える…」
という方法を採用する事はありませんでした。
  
  
常に「最短最速・負担最小限の方法」を追求する私が、
なぜ採用しなかったのか?
  
  
そもそも、私は本当に人間の観念が変わったら、
どういう反応が起こるか?という事を経験で理解しています。
  
しかし、「書き換え系」の人のアプローチでは、
私が知っている様な反応は起きません。
   
   
「手を握って潜在意識を書き換える」と言っている人って、
  
目に見えない世界では何をしているんだろう? 
何が起こっているんだろう?
    
と気になったので、自分で実験・検証してみました。
  
  
やっぱり、何事も自分の体験を通さないと、
納得できないので。
  
  
それで分かったことは、
  
これは「一種の催眠術・洗脳だな…」という事です。
  
  
催眠術というのは、
  
他人の意識をボーッとさせて、
ある脳波の状態にして、顕在意識の働きを弱め、
  
その状態で、一時的に何かを思い込ませる技術です。
  
  
それはつまり、
  
【 潜在意識に事実を誤認させる 】という事です。
  
  
ですから、「潜在意識を書き換えた」のでは無く、
  
【 書き換わかったと思わせるだけ 】です。
  
  
やっている事は、
潜在意識の本心にヴェールをかけて覆い隠し、
  
一時的に、ニセの情報を思い込ませているだけです。
  
  
もっと言うと、
  
セラピスト側に依存させる様な想いを植え付けたり、
セラピストから良い事をしてもらえたと誤認させたり、
セラピスト側のネガティブなエネルギーが流れ込んできたり、
  
そういう事も有り得ます。 
  
  
セラピーを受けて、
自分にとって良い事をしてもらおうと思ったのに、
    
実際には、けっこう危険な事を
されている可能性も充分にあります。
  
  
私が見てきた限り、
潜在意識の書き換え系セラピストは、
  
キネシオロジーの筋力テスト…、
通称、オーリングテストを使って、
  
潜在意識の状態が変わったかどうか?をチェックします。
  
  
しかし、催眠術は「肉体の動き」にまで影響します。
  
「なぜか手が離れない…」とか、テレビでやってますよね?
  
  
ですから、催眠術で潜在意識に事実誤認をさせたら、
「筋力テストの反応」も変わって当然です。
  
  
潜在意識を書き換えて、筋力テストをして、
「ほら、書き換わったよね?」と言っても、
  
それは、催眠術で、
潜在意識を一時的に騙しているのと同じ状態です。
  
  
もし、催眠術の効果が「永続的、半永久的」であれば、
   
催眠術を使えば、
人をいくらでも成功者に出来るでしょう?(笑)
  
  
「お前は、何でも売れるスーパーセールスマンだ!」
  
って、催眠術を掛けて、その人を自信満々にさせて、
その人が一生涯、最高のセールスマンになれるんだったら、
  
既にどこぞの企業がやってるハズです(笑)
  
  
でも、いくら催眠術をかけて潜在意識を一時的に騙しても、
  
現実で生活をしていると、
何かが違うな…?と、徐々に勘づいてきます。
  
「実際の現実」と「思い込み」のギャップが大きくなって、
違和感が強くなれば、そこで催眠は解けてしまいます。
  
  
だから、催眠術で潜在意識にアプローチしても、
一時的なのです。
  
  
ポジティブな思い込みにしろ、
ネガティブな思い込みにしろ、
  
潜在意識の思い込みには、
その思い込みを支えるだけの根拠が必要です。
  
「根拠無き思い込み」を一時的に持たせても、
容易に崩れてしまうのです。
  
  
逆に、「本人が納得する根拠」がたくさんあれば、
それがたとえ真実で無くても、非常に強い思い込みになります。
  
潜在意識も、けっこうロジックで動いてますからね。
  
  
で、話はちょっと変わりますけど、
  
この世には、
ポンジスキームという投資詐欺があります。
  
出資を募り、初めのウチは高額な利子や配当を出して、
その投資話に信憑性を持たせて、
  
より多くの出資を募り、
一定以上の資金が集まったらドロンするわけです。
  
  
で、このポンジスキームは、紹介制で広まる事が多く、
  
先に「投資話(詐欺)」に参加した人は、
実際に高額な配当を受け取っていますし、
  
紹介者を出せば、
紹介料などのインセンティブがもらえるので、  
  
積極的に他人にその投資話を紹介する訳です。
  
  
で、宗教の勧誘も同じなんですけど、
教団運営者がいくら金に汚くて、腹黒くても、
  
末端で他人を誘っている人たちは、
本当に善意だったりするのです。
  
  
ポンジスキームだと知らずに、
投資話を他人に紹介する人も、
  
自分のやってる宗教に勧誘する人も、
  
【「相手の為にもなる」と信じている場合が多い 】です。
  
  
しかし、それがどれほどの善意だとしても、
  
実際には、空回りしている訳ですよね?
  
  
なぜか?
  
  
【 世・間・知・ら・ず・! 】 だからですよ。
  
  
無知だから、善意が空回りするのです。
  
  
子供に対して、「勉強しなさい!」と叱る親も、
  
「将来、子供に困って欲しくない…」という親心、つまり善意です。
  
  
でも、【 世間知らず 】だから、その善意も空回りしているのです。
  
  
よく、自己啓発の世界では、
  
【 潜在意識で夢が叶う! 】なんて言いますよね?
  
  
でも、潜在意識だけじゃダメですよ。
  
潜在意識は、
「自分がどういう状態になれば幸せになれるか?」
  
を知っていますが、
「現実の厳しさ」については、何も知りません。
  
  
「現実の厳しさ」を理解し、それを潜在意識に教えるのは、
  
【 顕在意識の役割 】です。
  
  
何が言いたいか?って言うと、 
   
【「現実」や「世間」 を知る 】って、めちゃくちゃ大事。
  
  
【 実際の「現実」や「世間」というモノ 】を知らない人は、
善意を持っていても、空回りしますし、
  
潜在意識が「理想」を思い描いても、
現実を知らなければ、実現する手段や道筋を立てられません。
  
  
「理想」は、潜在意識の役割。
「現実」は、顕在意識の役割。
  
  
その両方がタッグを組んで、ちゃんと機能してこそ、
理想を現実化できるのです。
  
  
「現実」や「世間」を知らないから、
  
・ポンジスキームに騙されたり、
  
・カルト宗教に騙されたり、
  
・手を握って念じるだけで、
 潜在意識を書き換えられると思っちゃったり…、
  
する訳ですよ(笑)
  
  
って事で、催眠術や洗脳によって、
  
潜在意識が誤認させられている可能性を考えると、
オーリングテストの結果は過信しないように。
   
  
催眠術をかけて、
潜在意識に事実を誤認させても、
  
実際の現実との乖離が激しければ、
現実が上手く運ぶわけがありません。  
  
  
実力以上の自信があることを、過信と言いますが、
  
「過信した状態」で、成功し続ける事はできません。
  
  
結局、自分の思い込みだけではなく、
【 自分の実力、世間、現実… 】こういう要素で、
  
生み出せる結果が決まってくるからです。
  
  
実力、世間、現実、真実…、
  
こういう客観的な要素に立脚しないと、
  
「思い込みだけ」で現実を何とかしようと思っても、
土台に無理があります。
  
  
例えば、自分の外見がブサイクなのに、
  
「私はこの外見のままアイドルになれる!」
と思い込もうと思っても、
  
それは、非常に難しい事です。
  
  
なぜなら、意識の世界には、
  
「集合意識」という、
複数の人間の意識の集合体があります。
  
  
個人の意識が、
その「集合意識」に逆らう事はできないのです。
  
自分の外見がブサイクのままアイドルになれたら、
「世間の人々の美的感覚をひっくり返した!」という事になります。
  
  
たった一人の思い込みのチカラで、そこまでの事は出来ません。
  
  
地に足が付いていないスピ系の人々は、
人間の意識で出来る事を、極端に過大評価しています。
  
意識次第で何でも出来ると思っているのです。
  
  
それは、例えるならば、
  
サッカーをプレイ中のサッカー選手が、
自分一人でサッカーのルールを変えようとしている様なモノです。
  
犯罪者が、法律を変えようとしているようなものです。
  
  
どんな事にでも言える事ですが、
  
人間が何をしようと思っても、
その時、土台となる「ルール」や「法則」があります。
  
  
人間は、そのルールや法則の中で動くことしか出来ません。
  
  
例えば、日本の法律は、
国民が選出した政治家たちが作ります。
  
政治家は、選挙に勝たないと政治家でいられませんから、
基本的に世論には勝てません。
  
  
ですから、法律というルールを変えるには、
先に「国民の意識(世論)」が変わる必要があります。
  
  
法律を作るのは、【 国民の総意 】です。
  
その総意に反して、たった一人の人間が、
勝手に法律を書き換える訳にはいきません。
  
  
「何が可能で、何が可能で無いのか?」
   
それは、顕在意識が理解すべき部分です。
  
  
世間知らずが故に、
その区別すら付けられない様だと、
  
現実を意図通りに運ばせることなど不可能です。
  
  
不可能な事は、不可能だと認識しないと、
  
不可能な事を「可能」だと思い込んでしまって、
【 無駄な足掻き 】を続けてしまいます。
  
  
催眠術や洗脳の類いで、一時的に潜在意識を騙しても、
  
その人の人生が永続的に良くなっていく訳ではありません。
  
  
現実の生活や人生を良くしてくためには、
  
【 現実、世間、真実 】に立脚し、考え、行動していく事が必要です。
   
  
たとえ、善意や良心からの行動であっても、
  
「現実」や「世間」を知らなければ、
他人に迷惑を掛けてしまう事になりかねないのです。
  
  
だからこそ私は、
  
【 客観的事実 】を常に知りたいと思って、探求するのです。


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2018年07月01日

「心残り」を晴らす

潜在意識について、より理解を深めるため、
  
「催眠、脳波、変性意識」などについて
一通り思考を巡らしました。
  
  
まぁ、脳波の名前なんて覚えても仕方ないのですが、
  
一般的に、緊張状態では顕在意識が活発で、
  
リラックスしている状態では、
顕在意識が休んでいる代わりに、
  
潜在意識の状態とコミュニケーションが
取りやすい状態と言われます。
  
  
じゃあ、とにかくリラックスすれば良いのか?
  
と言うと、ちょっとそれも違うと思って、
  
人間って、「興奮、高揚」や「スリル」を感じたい時もあります。
  
  
だからこそ人間は、「激しい音楽」や、
「絶叫マシン」「ホラーゲーム」などを楽しむのです。
  
  
人間の心は、常にバランスを取ろうとしているので、
  
日々が退屈すぎると、
「刺激」や「スリル」を感じたくなるモノなのです。
  
  
要は、「潜在意識の自然な欲求」を満たすことが大事で、 
  
その為には、適度な【 非日常体験 】が必要です。
  
  
それが、「リラックス系の体験」かも知れないし、
「スリル系の体験」かも知れないという事です。
  
  
人間が「新しい体験」をしている時、
意識は学ぶ事がたくさんあるので、
  
日々の事は忘れ去られてしまいます。
  
  
非日常体験は、
【 脳にとっての栄養、意識にとっての栄養 】です。
  
  
私は、常に「新しい体験」を求めていますし、
「新しいエンターテイメント」を求めています。
  
  
しかし、潜在意識とコミュニケーションが
取れていない人ほど、 
  
「非日常体験」をしていないと思います。
  
  
そして、潜在意識の欲求を満たしていない人ほど、
  
意識内に「心残り」が大量に溜まり、
意識が雑念に支配され、集中力を失っています。
  
  
潜在意識というのは、子供時代に心残りがあれば、
大人になっても消えずに残っているままのです。
  
  
違う言い方をすると、
  
【「子供時代の心残り」を晴らさなければ、
  精神的に大人になる事が出来ない 】
  
とも言えます。 
  
  
しかし、大人になり、自由になってから、
  
「子供時代の心残りを積極的に晴らしていこう!」
と思える人は、少ないでしょうね。
  
  
  
それは、そもそも
  
【 自分に対して与えたい幸せの基準 】が、
  
低すぎるせいでしょう。
  
  
私なんかは、可能であれば、
  
24時間ずっと、
「快適、快感」を感じて暮らしていたいです。
  
  
だって、高次元存在はそういう生活をしているのです。
  
羨ましい限りです。
  
  
【 自分に対して与えたい幸せの基準 】が低いから、
  
しばらく困っていたストレスから解放されたくらいで、
現状の生活に満足してしまうのです。
  
  
人生は、時間で出来ています。
  
  
何もしない時間よりも、
  
「自分のテンションが上がる音楽」でも探して、
それを聞いている方が、遥かに有益な時間です。
  
  
別に、音楽じゃ無ければ、絵でも良いですけど。
  
  
私は、「いかに自分を良い気分にさせるか?」
  
という事を考えながら生きています。
  
  
自分を良い気分にさせてくれる
「飲食店」や「エンターテイメント」などは、常に探しています。
  
  
潜在意識と顕在意識の関係は、
「猛獣使い」と「ライオン」みたいな関係だと言いました。
  
ポケモントレーナーでも良いですが(笑)
  
  
ライオンにも「ご褒美」を与えないと、
言う事を聞いてくれません。
  
エサも与えずに、
ただ、命令して言う事を聞かせようとしても、
  
ビクとも動かないでしょう。
  
  
ずっと、「エサを寄越せ!」と要求し続けるだけです。
  
  
ライオンに芸をさせるときに、
  
ライオンが食べ物の事で頭がいっぱいだったら、
集中できないでしょう?
  
  
私は、ライオンにたっぷりエサをやった上で、
  
「もっと美味いエサが欲しければ、こういうプロセスが必要だ。
 だから、目の前の障害をクリアするためにやる気を出せ!」
  
という風に、動機付けを行っています。
  
  
大事なポイントは、
  
顕在意識が、「潜在意識の要望を理解する」と同時に、
「現実の厳しさ」も理解しなければなりません。
  
  
潜在意識は、「現実の厳しさ」を知らないので、
顕在意識が、それを学んで教えてやらなきゃなりません。
  
そうでないと、ずっと地に足が付かず、
  
怠けながら結果を出したいというような、
「非現実的な妄想」を繰り返す状態になってしまいます。
  
そういう人を、巷では「中二病」と呼ぶのでしょう?(笑)
  
  
  
とにかく、「自分の潜在能力」を充分に発揮するには、 
  
まず自分の潜在意識の欲求を、
出来る限り満たしていく必要があります。
  
潜在意識の欲求を満たす瞬間、
自分は【 非常に心地良い感覚 】になるはずです。  
  
  
もちろん、麻薬はダメですが、
  
そういうのに手を出してしまう人は、  
抑圧の反動ですから、
  
【 本当に満たしたい欲求が、別にある 】のです。
  
  
「本当の欲求」を押さえつけているから、
別の何かで、その分を晴らしたくなるのです。
  
  
  
で、ここからが核心の部分ですが、
  
幼い頃の親や学校の教育によって、 
  
【「勉強」や「真面目」にこそ価値があり、
 「遊び、娯楽、贅沢」には価値が無い 】
  
という、間違った観念を多くの人が植え付けられています。
  
  
それは、人間の「奴隷化、ロボット化」です。
  
  
人間を「奴隷」や「ロボット」して、
優秀に仕立てようとする教育です。
  
  
私はよく言いますが、
  
話が面白い人は、大体「お笑い」が好きです。
  
「お笑い」を通して、
人を楽しませる話術を学んでいるのです。
  
  
自分が楽しむ事、遊ぶことで、
  
【 他人を楽しませる方法を学ぶ 】のです。
  
  
遊んでいない人間、笑っていない人間は、
他人を楽しませる事は出来ないでしょう。
  
  
人それぞれ、個性や情熱は違うのに、
  
画一的な「奴隷」や「ロボット」に仕立てようとしても、
土台に無理があります。
  
  
一昔前の時代は、
  
会社に通って、上司の命令に従っていれば、
それなりに安定した給料がもらえ、生活できた時代です。
  
  
今は、競争が激化し、消費者の目や舌は肥えています。
  
IT技術の進化で、遠隔でも仕事ができるようになり、
昔に比べて、いつでも、どこでも仕事ができるようになり、
  
仕事における負荷も格段に増えています。
  
  
そんな厳しい時代では、
自分の潜在能力を最大限に発揮していく必要があります。
  
  
その為には、自分の潜在意識の要望を満たし、
  
高い集中力を発揮していく必要があります。
  
  
学生時代、「遊ぶな、勉強しろ」と言われたかも知れませんが、
  
今は、遊ばないと成功しない時代です。
  
  
「IT革命、デジタル革命」が、
【 仕事に必要な能力 】を根本から変えてしまったのです。
  
  
それに合わせて、教育も変えなければなりませんが、
日本人は、時代に合った教育というものを、誰も知りません。
  
  
「子育て」や「教育」に対してみんな見識が無いから、
  
「正しいやり方」もわからないし、変化のリスクを怖れ、
ただ、昔通りの慣行に従うことしかしていないのです。
  
  
経済と心理…、両方知っている人間じゃ無いと、
最適な答えを導き出す事は出来ないでしょう。


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