2017年05月

2017年05月30日

商売の目的

営業やマーケティングなどを
教えるコンサルタントに対して違和感があるのは、
  
【「ノウハウ」や「方法論」によって売上が上がる 】
  
という主張です。
  
  
例えば、コンビニに売っているお菓子やドリンク。
  
これ、美味しくないモノは、
どれだけ広告しても売れません。 
  
商品棚から消えていきます。
  
  
飲食物というのは、商品開発にコストが掛かっている分、
リピートしてもらわなければ元が取れない商品の代表格です。
  
しかも、競争が非常に激しいカテゴリです。
  
  
競争が激しい中で、何度もリピートしてもらう必要がある、
  
その為には、【 商品の質 】が高くなければならないのです。  
  
マズイ食い物は、決して売れないのです。
  
  
ですから、セールスやマーケティングを
上手くやったら売れちゃうよっていう商売は、
  
・「そもそも競争が激しくない業界」とか、
・「リピートを考えていない商品」って事です。
  
  
ラーメン激戦区に出店している
マズいラーメン屋がコンサルを雇って、
  
それで、行列が出来る店に出来るのか?って話です。
  
  
そもそも、商売の目的というのは、
  
【 商品やサービスを通じて、お客さんに価値を提供する 】
  
という事です。
  
  
その商品やサービスに価値が無いとすれば、
  
「詐欺」か「ねずみ講」です。
  
  
商売の目的を、
  
・「お客さんに価値を与える事」だと考えているのか?
  
・「お金を儲ける事、潰さない事」だと考えているのか?
  
  
それだけで、まったく違います。
  
  
そりゃ、自分が経営者なら、
自分の会社を潰したくないかもしれませんが、
  
社会や世間から見れば、
  
しょうもない商品を作っている会社は、
「社会や世間からは必要とされていない」ので、
  
むしろ、潰れてもらった方が良いかもしれません。
  
  
マズいラーメン屋なんて、
いさぎよく潰れてもらった方が良いでしょう。
  
  
社会や世間から見れば、
【 潰れてもらった方がありがたい商売 】なのに、
  
何とか詐欺テクニックで、粉飾や化粧をして、
くだらない商品を売ってでも生き残ろうとする…、
  
社会や世間の立場から見たら、迷惑でしかありません。
  
  
お客さんが求めるのは、「質の良い商品・サービス」です。
  
それを提供してくれない商売は、この世に必要がないのです。
  
  
必要が無いものを無理に売り込まれても、
迷惑でしかありません。
  
  
営業や広告宣伝は、
  
【 質の高い商品を、必要な人に届ける 】
  
という目的に則った手段であるべきです。
  
  
  
カフェであれば、
  
スタバ、タリーズ、ドトール、サンマルクなどが、 
しのぎを削っていますが、
  
「提供する商品」や「接客」に手を抜いてしまえば、
消費者は敏感に感じ取って、すぐにお客が離れていくでしょう。
  
  
商売の中核である【 商品・サービスの質 】
  
これに言及していないコンサルタントは、 
 
ビジネスの何を知っていると言えるのだろう?
    
と思いますね。
  
  
どうせ、【 競争がユルい業界 】で、
【 リピート 】も考えずに、仕事をしているという事です。
  
  
ヌルすぎますね。
  
  
どんな事にでも言えますが、
  
「競争が激しい業界」で成功している人ほど、
能力が高いのです。
  
  
飲食店なんかは、
「競争が激しい業界」の代表格だと思います。
  
  
常に比較に晒されているわけですし、
新しいライバル店も、どんどん近所に出店してきます。
  
  
ですから、飲食店で継続的に成功している経営者は、
規模の大きさに関わらず、私はスゴイと思いますね。
  
  
平凡なコンサルタントが、飲食のコンサルに入って、
どれだけの事を教えられるのでしょう?
  
・オーダーの取れるメニューの開発
・接客、サービス
・バイトの面接、指導、育成
・内装、インテリア
   
顧客から目に見える部分でもたくさんの要素がありますが、
  
さらに、「仕入れ」や「衛生管理」など、
顧客の目に触れない裏方の要素もあります。
  
  
どうせマーケターとか言っても、
  
「チラシ、ポップ、看板づくり」
  
ぐらいしか出来る事ないんじゃないですか?
  
  
でも、
  
・マズイ料理
・愛想無い接客
・落ち着かない内装
  
だったら、決して流行りませんよ。
  
  
結局、「飲食店が儲かるかどうか?」はリピート率ですし、
  
そのリピート率は、
【 商品・サービスの質 】に大きく左右されます。
  
  
もちろん、あらゆる業界の全てを
知っている必要はありませんが、
  
【 核となる「サービス・商品の質」に言及しない 】
  
という時点で、
  
ビジネスについて解っていないも同然です。
  
  
私がコンサルを依頼されたら、
めっちゃ「商品」と「サービス」を見ますからね。
  
同業者と比較して勝っているのか? 負けているのか?
「優位性」や「ポジション」はどうか? という事を分析します。
  
  
そして、【 本当に顧客が求めている価値とは何か? 】
  
という事を、ゼロベースで考え、
  
それを満たせる「商品・サービス」を考えます。
  
  
全部を自分で考えないかも知れませんが、
「そういう事が大切だよ」と、クライアントに伝えます。
  
  
まずそこで勝たないと、
情熱を持って広げていけないですからね。  
  
  
【 競争が激しく、リピートが必須の商売 】は、
  
とても難易度が高いのです。
  
  
「難易度が高い商売」になると、
途端に言える事が無くなってくる…
  
となると、
  
ショボいコンサルタントとしか言えません。


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2017年05月29日

ビジネスを解ってないコンサルタント

私の興味ある分野を順番に並べると、
  
1.心理・精神
2.経済・ビジネス
3.波動・スピリチュアル
  
という感じです。
  
  
私は自分の興味ある分野は徹底的に研究しますから、
経済やビジネスについても、かなり詳しいです。
  
  
知識がたくさんあるというよりは、
  
非常に広い視野を持っていて、
大事なポイント(本質)を押さえている
  
という事です。
  
  
それで、著名なとあるコンサルタントの人の
仕事ぶりを観察していて、
  
「あれ? この人ビジネスについて解ってないぞ?」
  
という、違和感を感じました。
  
  
で、その違和感の正体を探っていたのですが、
  
あぁ、この人は、
    
「ちょっとだけ良い物」を「とびきり良い物」の様に、
【 盛って見せる(魅せる)】ことが上手いんだな…、
  
それを、「マーケティング」だと思っているんだな…、
  
と、納得しました。 
  
  
ちょっと良いモノを、とびきり良いモノの様に見せる…、
  
確かに、それが出来れば、
  
・自分を「スゴイ人間」の様に魅せることもできるし、
  
・「平凡な商品」を「素晴らしい商品」の様に見せて、
 たくさん【 衝動買い 】させることも出来ます。
  
  
でも、それって私から見たら、
  
【「詐欺師」との境界線が非常にグレー(曖昧)】です。
  
  
確かに、その技術やノウハウを提供すれば、
  
それまで上手く行っていなかった会社を、
一時的に儲からせる事は出来るかも知れません。
  
  
でも、それで本当に良いのでしょうか?
  
  
クライアントの経営者に
「分不相応な結果」を出させてしまったら、
  
その経営者は、結果を自分の実力だと勘違いして、
自己研鑽を怠ったり、コンサルタントに依存したり、
  
どちらにしても、
長期的に見れば、それほど良い事はなさそうです。
  
  
結局、経営っていうのは、
経営者が成長していないと、長期的に安泰ではありません。
  
  
「経営者の成長」に主眼を置かず、
小手先の「詐欺師テクニック」で、商品が売れても、
  
それに依存してしまって、
自己成長を怠るようになるでしょう。
  
  
  
私も、「クライアントに結果を出させてあげたい」
という気持ちは、とても強いです。  
  
  
出来る事なら、出来る限りクライアントに負担を掛けずに、
何とか自分の方に負担を掛けて結果を出させてあげたい…、
  
過去には、そんな風にも思っていました。
  
  
でも、実際そんな事はできません。
  
出来たとしても、一時的で長続きしません。
  
  
私は良く例えますが、 
  
私が教えるのは、
相手が「問題を自力で解けるようになる為」であって、
   
「計算ドリルの正解集」を渡したい訳では無い
  
正解答をコピペするだけでは、
「自力で問題を解ける力は身に付かない」
  
だから、「問題の解き方」を習得して欲しい。
  
  
そういう風に、いつも言っています。
  
  
でも、日本人に広く蔓延している「優等生病の人々」は、
  
【「問題の解き方」をマスターする 】より、

【 既に用意された「正解」をカンニングする 】という、  
ラクな道を欲しがります。
  
  
なぜなら、失敗を強く怖れているし、
  
自分に自信が無いので、
自分よりスゴイ人に問題を何とかして欲しいと、
  
依存しきっているのです。 
  
  
でも、それじゃあいつまで経っても、実力は身に付きません。
  
  
最近のテーマである【 精神力 】の話と共通しますが、
  
精神力を鍛えるには、負荷を掛けることです。
  
  
ですから、クライアントに対して、
「耳の痛い話」ができる人ほど、
  
長期的視野を持ち、本質を掴んでいて、
本気でクライアントの結果を考えている、
  
【 実力ある優秀なコンサルタント 】
  
と言えると思います。
  
  
「これさえ知っていれば結果が出せる!」
と言うような、甘い表現をするコンサルタントは、
  
「依存的な優等生病の人々」からは、
広く支持されるでしょうが、
  
決して実力が高いわけではありません。
  
  
詐欺師も、宗教の教祖も、甘い話をして、
依存的な人をカモにして、金銭を巻き上げています。
  
  
コンサルタントにも、そういうタイプの人はいるのです。
  
  
まぁ、「詐欺」と「まっとうな商売」の境目はグレーですから、
  
・どこからどこまでが「詐欺」で、
・どこからどこまでが「まっとうな商売」かについては、
  
「明確な線引き」が有る訳ではありません。
  
  
でも、
  
「中身の無い商品を、衝動買いさせる詐欺寄りの仕事」
  
もあれば、
  
「質の高い商品を丁寧に説明して、
 相手に購買の判断を委ねるまっとうな仕事」
  
もあります。
  
  
私としては、出来る限り、
「自分の仕事を詐欺にはしたくない」と思っています。
  
  
つまり、
  
【「価値の無い商品」を「無理に買わせる」】
  
という行為を嫌悪しているので、
  
  
【 価値のある商品を作り、その価値を丁寧に説明し、
  購買判断は、完全に相手に委ねる 】
  
というスタンスで仕事をしています。
  
  
何よりも、
  
【 お金を払う末端の消費者が損をしない仕事 】
  
をしたいのです。
  
  
コンサルタントが、
ウチのクライアントの売上げが上がりました!
  
って言っても、
  
「その商品が売れる事によって、買った人が本当に得したの?」
   
って思っちゃいますね。
  
  
そうじゃなかったら、誰かが犠牲になっている訳で、
  
【 詐欺の手助け 】をしたのと変わらないです。
  
  
まぁ、私のスタンスと、
詐欺的なマーケターやコンサルタントでは、
    
思想が真反対で「水と油」でしょうね(笑)
  
  
私は経済やビジネスについて考えるのも大好きですが、
  
商売人としては、「投資家」に近いポジションです。
  
  
「とにかく足を動かす営業マンタイプ」ではなく、
  
「自分のアタマ」と「他人(チーム・投資対象)」
を活用して、成果を狙います。
  
  
  
「ただ、その人が本当に優れた投資家かどうか?」
  
が判明するには、20年くらいの歳月が必要でしょうね。
  
  
一瞬だけ儲かった様に見えて、
  
その後に大損して散って消えていく投資家も
たくさんいますから。
  
  
私が自分の商売で考えている事は、
  
「長期的視野」に立つ事と、
    
負担を最小限にしつつ、
とにかく【「生産性」と「効率」を最大化すること】です。   
  
そこをとことん突き詰めているので、
  
自分が「労力」を投下したとして、
それに対するリターンを限りなく高めますから、
  
その点においては、
他の経営者にはほとんど負けないでしょうね。
  
  
要は、
  
「効率の悪い無駄な仕事には一切手を出さず、
 本当に重要な仕事にだけ集中している」
  
という事です。
  
  
アタマが擦り切れるほど考えている分だけ、
生産性がバカ高いので、
  
「自分の心身に優しい働き方」が出来ています(笑)
  
  
まぁ、そもそも長期的視野をもった経営者自体が少ないので、
  
「短期的に売上げを上げますよ」ってコンサルタントを
支持する人が多いのもわかりますが、
  
  
どっちにしても、
    
【 低レベルな人々が、「類友」で集まっている 】という事です。
  
  
経営では、
「商品開発」も「人材育成」も「ブランディング」も大事です。
  
  
詐欺的テクニックで短期的に売上げを上げて、
  
それで、「自分はビジネスを解っています」っていうのは、
  
まったくもって、「長期的視野」とか、
「裏方」や「本質」が見えていないという事です。
  
  
「短期間で、売上が上がりました!」
  
確かに、スゴそうな響きですけど、
  
長期的に経営が安泰かどうか?とは、
まったく関係がありません。
  
  
それは、また別の領域の話なのです。  
  
  
「カンタンに、知るだけで、短期間に、売上が…」
  
こういう甘い表現をしているコンサルタントは、
  
ビジネスの本質については、何もわかっていないのです。
  
  
松下幸之助さん、稲盛和夫さん、柳井正さん、
  
長く結果を出し続け、広く尊敬される経営者は、
結局、著書で「精神論」を語るんですけど、
  
「精神論」が一番大事だからです。
  
  
別に、そう言った方が敵を作らず、ノウハウも流出せず、
無難だから…とかではなく、本当にそうなのです。
  
  
試行錯誤して、研究しつづけてきた結果、
最終的に、「精神なんだな…」って結論に辿り着くのです。
  
  
【「精神」という結論 】
 
に辿り着いてない経営者もコンサルタントも、
  
まだまだ視野が狭く、ひよっこで未熟なのです。


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2017年05月28日

「複製」と「真似できない」のバランス

ビジネスについて教えているコンサルタントで、
「仕事を複製できるようにしよう!」と言っている人がいます。
  
  
「こぢんまりとしているだけで複製ができなければ、
 商売は広げられないし、広がらなきゃお金を稼げない」
  
という理屈です。
  
  
「フランチャイズ」や「チェーン店」の考え方ですね。
  
ひとつの業態を複製して、
ビジネスを広げていくという事です。
  
  
そういう主張をする人の中で、
  
「どんなに優れた商品があっても、広げられなきゃ、
 顧客に価値を提供できないし、お金も稼げない」
  
という事で、
  
【「個人の技能」に依存した、職人的な仕事 】
をバカにする様な人もいます。
  
  
でも私は、「それは違うだろう」と思いますね。
  
  
「複製」がしやすければしやすいほど、
   
同業者に真似されやすいし、
【 価値も下がりやすい 】という事です。
  
  
複製には「メリット」もありますが、
それだけの「デメリット」もあるのです。
  
  
逆に、【 複製しにくい、真似できない 】という仕事は、
  
「フランチャイズ」や「チェーン店」のバイトの様に、
  
マニュアル教育をして、
すぐ仕事ができるようになる訳ではありません。
  
  
ですから、「広げにくい」というデメリットがあります。
  
  
この、「複製可能」と「他人に真似ができない」の
  
バランスが非常に重要です。
  
  
私は、発明家に憧れていましたが、
  
自分が優れた発明や発見をしても、
すぐに他人に真似されてしまっては、
  
「自分の労力が水の泡になってしまうんじゃ無いか?」
  
という危機感がありました。
  
  
ですから、出来る限り
  
【 他人が一朝一夕で真似の出来ない仕事を目指そう 】
  
と思ってきました。
  
  
特に、教育なんて仕事は、情報伝達ですから、
情報なんてカンタンに盗まれてしまいます。
  
  
「情報が盗まれても、自分に害の及ばない仕事のやり方」
を目指さないと、   
  
せっかくの苦労が水の泡になってしまう…。
   
  
そう思ってきたので、
  
私は「他人に真似の出来ない技術」を身に付けようと思って、
仕事を考えてきました。
  
  
そして、その通りに、
  
私は「他人に真似のできない技術」を
たくさん身に付ける事になりました。
  
  
しかし、その反面、
  
「自分しか出来ない仕事」は、 
他人に任せることが出来ません。
  
  
真似されない代わりに、
目下の人間に任せる訳にもいかず、
  
自分がやるしかないのです。
  
  
でも、「複製可能」と「真似されない」を天秤に掛けたら、
  
私は、「真似されない」の方を重視します。
  
  
「真似されない仕事」をしつつ、
それをどれだけ広げられるか?
  
という事を考えます。
  
  
複製可能を重視すると、
【 カンタンで他人も真似しやすい 】という事です。
  
それは、すぐに価値が下がって儲からなくなって、
長期的に見て安泰ではありません。
  
  
「真似されない仕事」をしつつ、それを広げるためには、
  
【 自分自身が「真似されない技能」を身に付け、
  目下の人間にも、「真似されない技能」を身に付けさせる 】
  
という事しか無いと思います。
  
  
マニュアル教育によって
バイトにでも出来る様な単純な仕事内容だと、
  
その仕事には、高い価値はありません。
  
  
「高い価値が無い」という事は、
儲からないし、淘汰されるという事です。
  
  
一方、私が弟子を一流のプロに育てようとするのは、
マニュアル教育のようにお手軽では無く、
  
「長い時間」と「大きな労力」が必要です。
  
  
しかし、その分だけ「真似されにくい」という事です。
  
【 参入障壁が高い 】という事です。    
  
  
結局、
  
・簡単なことは、得られる報酬が少ない
・難しいことほど、得られる報酬が多い
  
という、原理原則に戻ってくるのです。
  
 
私は、今まで徹底的に研究を重ねてきましたが、
   
「簡単なのに、得られる報酬は多い」
  
というモノは、存在しません。
  
  
そういう事を言っている人は、みな【 詐欺師 】です。
  
  
・カンタンに稼げるビジネス、投資?
・カンタンに望みが叶うスピリチュアル?
  
そんな話はみな、
詐欺師たちの「カモを釣るための誘引剤」です。
  
  
「ラクをして継続的に高い結果が得られる」
などという甘い話は、決して存在しないのです。
  
  
「報酬が多い仕事」には、
それだけの「大きな労力」を割かねばなりません。
  
 
大きな「望み」を叶えるには、
それだけ大きな「対価」や「労力」が必要なのです。 
  
  
  
「複製可能」「真似できない」、それぞれ一長一短です。
  
  
「真似のできないモノ」を「複製」するのは、
決してカンタンでは無いのです。
  
  
他人にカンタンに真似できないモノの数量を増やそうと思うと、
 
【 根気強く、人を教え育てていく 】
  
という結論になってきます。
  
  
「真似できない商品・仕事」と「複製」の両立も、
  
まったくカンタンではありません。
  
  
そして、「カンタンで無い事」に挑戦し続ける人間が、
  
最終的に、一番多くの報酬を得ることになるのです。
  
  
現在、カンタンに利益を得ていたり、結果を出している人も、
  
長い目でみれば、早晩、淘汰されていくことになるのです。
  
  
そして、最終的に、
  
【 地道にコツコツ積み上げていくしかない 】
  
という結論に戻ってくるのです。


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2017年05月27日

耳に痛い話は、心の筋トレ

ここ最近のテーマ、「精神力」について書きます。
  
  
精神力を鍛えるには、
筋力アップと同じで、自分に負荷を掛ける必要がある
  
という事を、先日書きました。 
  
  
という事は、
自分にとって「耳に痛い話」というのは、
  
【「心の筋トレ」になる 】という事です。
  
  
私はこれまで、弟子たちに対して、
思いっきり「耳が痛くなる話」を伝えまくってきました。
  
  
今では、弟子たちも耐性が付いているので、
「耳に痛い話」をしても、それほど動揺しません(笑)
  
  
つまり、私が弟子の精神に負荷を掛け続けた事によって、
  
【 多少の負荷には軽々と耐えられるほど、
  精神力が鍛えられてきた 】
  
という事です。
  
  
私は月に1回、ホテルのジムで筋トレしていますが、
  
初めの頃に比べて、
  
マシンで2倍以上のウェイトを
持ち上げられるようになりました。
  
  
初めの頃に「重いな」と思っていたウェイトは、

「え? こんなに軽かったっけ?」という位に、
今では軽々しく持ち上げられます。
  
  
負荷を掛け続ける事で、
筋力も、精神力も、鍛えられます。
  
  
私は他人に「耳の痛い話」をたくさんしますけれども、
それをフィットネスジムトレーナーに例えたら、  
  
「今から5kg上乗せするよ! 頑張って耐えてね!」
って感じです(笑)
  
  
私の繰り出す「耳の痛い話」は、
  
【 精神に掛ける負荷 】です。
  
  
それに耐え続ける事によって、
精神力が強く鍛えられるのです。
  
  
私の「耳に痛い話」を聞き続ける事で、
精神力が鍛えられます。
  
  
前回の記事にも書きましたが、
  
自分の「精神力が強い分野」だけが、
クオリティを高めることができます。
  
  
・外見に自信がある人は、「外見分野の精神力」が強い、 
・仕事に自信がある人は、「仕事分野の精神力」が強い、
・家庭に自信がある人は、「家庭分野の精神力」が強い、
・人間関係に自信がある人は、「人間関係の精神力」が強い、
  
という事です。
  
  
【 自分にたくさん負荷を掛けてでも、
 「優れた結果を出したい」と思える強い情熱や望みがある 】
  
とも言えます。
  
  
「仕事やお金分野」に精神力が発揮できても、
   
「家庭や信頼関係」では、
精神力を発揮できない人もたくさんいるのです。
  
  
ここで大切なのは、
  
自分がいくら仕事ができる人間だとしても、
それだけでは家庭円満の条件にはならないという事です。
  
  
家庭は、仕事とは「別の領域、別の分野」です。
  
  
「仕事での精神力」は強くても、
「家庭の精神力」が弱いんだったら、
  
「家庭での精神力」を鍛えないと、
家庭円満にはなりません。
     
    
「腕の筋肉」と「足の筋肉」と「腹筋」は、それぞれ
  
【 別々に鍛える必要があるでしょ? 】って事です。
  
  
「恋愛」と「家庭」も別です。
  
・恋愛は得意でも、家庭は苦手、
・家庭は得意でも、恋愛は苦手、
  
という人がいますからね。
  
  
私は、恋愛は苦手…というか、
そもそも、そこまで情熱がありませんけども、
  
家庭分野は大の得意だし、
家庭における精神力は、ズバ抜けて高いと思います。
  
  
それはどういう事か?というと、
  
【 いろいろ目先で苦しい事があっても、
  継続的な家庭円満の為なら、耐えて乗り越えていける 】
  
という事です。
  
  
私は、今でこそ「オシャレ」が好きですけど、
  
18歳の頃は、同級生から先生まで、
「服装がダサイ!」と言われていました。
  
  
なぜなら、お小遣いも少ないし、
  
お金があっても、
服装よりパソコンやゲームを買う学生だったからです(笑)
  
それまでは、
「親が買ってきた服」を我慢して着る学生でした(笑)
  
  
他人から「ダサイ」と言われる。
  
これも、自分に掛けられた負荷です。
  
  
でも、私はその負荷から逃げず、
「どうやったらオシャレに見えるのか?」
  
を、自分でかなり研究してきました。
  
  
その結果、今の自分があります。
  
  
自分に負荷を掛けられても、
そこから逃げ出さず、乗り越えていくからこそ、
  
精神力が鍛えられ、
その領域のクオリティが高まるのです。
  
  
「仕事」や「お金」の精神力が強い人は、 
  
仕事やお金の面で、
たくさん苦しい経験をしてきたハズです。
  
  
だからこそ、
優れた結果を出せるようになったのです。
  
  
ダサイとか、ブサイクとか言われても、
その負荷から逃げずに耐えて、乗り越える人は、
  
精神力が鍛えられて、絶対に外見が良くなります。
  
  
私は昔から弟子たちに対して、
「チキン野郎」と言い続けてきましたが、
  
その負荷から逃げようとする事があっても、
最終的には諦めずに、
  
【 現状チキンである自分 】を潔く認めて、
自分を変えてきたからこそ、
  
困難から逃げ出さず、
立ち向かえるような根性が身に付いたのです。
  
  
「耳の痛い話」は【 心の筋トレ 】なのだから、
  
耳の痛い話を聞けば聞くほど、精神力が鍛えられ、
  
【 人生のクオリティ(生活水準)を高めるチカラが身に付く 】
  
という事です。
  
  
自分にとって「耳に痛い話」を素直にひとつ聞けたら、
  
それで、【 自分の精神力がひとつ鍛えられた 】という事です。
  
  
逆に「耳の痛い話」を避けようとする人間は、
  
・何処に行って、何をしようと、
・どれだけのお金を払っても、
    
一生、自分の人生を変える事は出来ないでしょう。
  
  
私は、容赦なく「耳に痛い話」をしますから、
  
【 本気で人生を良くするために、精神力を鍛えたい人 】だけ、
   
来て下さい。


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2017年05月25日

「精神力」と「信頼関係」

ここ最近の研究テーマは、「精神力」です。
  
  
結局は、「精神力」を鍛えているかどうか?
  
で、その人の「人生の質」が決まってしまうと思います。
  
  
人生には、「目先の誘惑や欲望」が多数存在していますが、
  
目先に惑わされずに長期的視野に立って判断できる人間が、
  
結果的に、「充足感のある人生」を得る事ができます。
  
  
精神力を備えているかどうかで、
「人生の苦楽」に対するリアクションが決まります。
  
  
・必要とあれば、あえて苦しい環境に自ら飛び込む
・必要とあれば、あえて苦しい環境から逃げずに耐える
・必要とあれば、あえてラクな道に逃げない
・必要とあれば、あえて自らラクな道を捨てる
  
そういう事ができる人間ほど、【 精神力が強い 】という事です。
  
  
そして、精神力が強い人間ほど、
生活水準を高めたり、望みを叶えたりする事ができます。
  
  
生活や人生の質を高める、望みを叶えるという事に対しては、
  
ネガティブな誘惑に負けない
「信念」と「集中力」が必要なのです。
  
  
それで、どうすれば精神力を鍛え高める事ができるのか?
  
というと、筋力アップと同じで【 自分に負荷を掛ける事 】です。
  
  
私は、15歳から20代後半まで、
  
「精神的な地獄」と呼ぶに相応しい
苦しみを味わってきました。
  
  
肉体の苦しみと違って、精神が苦しくても、
他人にはまったく理解されないところが、
  
またその苦しみに拍車を掛けるんですけどね(笑)
  
  
その「精神的地獄」を乗り越えてきたのおかげで、
私の精神力は、異常なほどに鍛えられました。
  
過去の苦しみに感謝できるほどです。
  
  
修羅場をくぐればくぐるほど、
人間の精神力は鍛えられるのです。
  
  
ただ、ビジネスで成功してお金を稼げても、 
人間関係が良くない、家庭が良くない、
  
という人がいますよね?
  
  
そういう人は、
ビジネスにおける精神力は強くても、 
  
「人間関係」や「家庭」の領域になると、
精神力が発揮できなくなるのです。
  
  
それは何故か?って話なんですけど、
  
結局、【 自分の得意分野に逃げている 】という事です。
  
  
例えば、お金を稼ぐのは得意でも、
それだけで、異性からモテるとは限りません。 
  
  
でも、「自分にはお金しか取り柄が無い」と思っている人は、
  
自分の苦手分野に取り組もうとはせず、
  
もっともっとお金を稼ぐ事によって、
愛されようとしてしまいます。   
  
  
これが、「得意分野に逃げる」という事です。
  
  
本来は、
【 自分の苦手分野に取り組まないと、結果が出ない 】
  
という状況にもかかわらず、
  
「自分の得意分野で、その苦手分野を補いたい」という、
【 実現不可能な方向 】で考えてしまうのです。
  
  
その時点で、もう既に
  
目先のイヤな事から逃げようとしているので、  
精神力が低い訳ですけどね。 
  
  
最近の記事に書いている組織運営の話でもそうですが、
  
お金を稼ぐのは得意でも、
【 他人と信頼関係を結ぶのが苦手な人 】はいます。
  
  
「自分一人で仕事をする分」には、精神力を発揮できても、
「他人との信頼関係構築」には、精神力を発揮できないのです。
  
  
で、他人と信頼関係を結ぶのが苦手な人というのは、
  
外面(ソトヅラ)を剥ぎ取った
「素の自分」に自信が無いのです。
   
  
【 素の自分を見せると、
  きっと他人は幻滅するだろう、離れていくだろう 】
  
と、怖れているのです。
  
  
だから、人前で自然体に振る舞えません。
  
  
自分の内面に、フタをしている部分があって、
  
自分自身もそれを見たくないし、
当然、他人にも見せたくないのです。
  
  
一方、私は「素の自分」に自信があります。
  
  
ですから、
「素の自分」を自然体で他人に見せていきますし、
  
その「素の自分」を気に入ってくれる人と、
付き合えばいいやと思っているのです。
  
  
結局、「他人と信頼関係を結ぶのが苦手な人」というのは、
  
【 自分の内面に潜む弱さ、醜さ 】を直視したくないのです。
    
  
そこから、逃げているのです。
  
  
逃げているという事は、【 精神力が弱い 】という事です。
  
  
「自分の内面に対する接し方」も、
「他人に対する接し方」も同じです。
  
  
他人を許せない人は、自分を許せない人であり、
他人を信頼できない人は、自分に自信が無いのです。   
  
  
他人と信頼関係を結ぶと言う事は、
「深い繋がり」を持つという事です。 
  
  
「深い繋がり」というのは、
  
お互いの腹の内をオープンにして、
さらけ出した上で付き合うという事です。  
  
  
でも、他人と信頼関係を結べない人は、
何よりも、「自分の腹の内」をさらけ出したくないのです。
  
  
「自分の腹の内をさらけ出すと、
 きっと他人は幻滅し、離れていくだろう」
  
と、怖れているからです。  
  
  
だから、自然体でもなく、他人に心を閉ざしているのです。
  
  
ですから、
  
【 他人と信頼関係を結ぶのが苦手な人 】は、
  
自分の内面と向き合う事が苦手な人なのです。
  
  
自分の【 自信が無い部分 】を、
  
直視したくなくて、認めたく無くて、逃げているのです。
  
  
逃げているのだから、「精神力に乏しい」という事です。
  
  
つまり、
  
他人と信頼関係を結べない人は、【 精神力が弱い 】のです。
  
  
精神面において、
  
苦しい事に耐えられず、ラクな方に逃げているのです。
  
  
もう一度言いますが、
   
「他人と信頼関係を結ぶのが苦手な人」というのは、
  
【 自分の内面に潜む弱さ、醜さ 】を直視したくないのです。
  
  
他人に幻滅される事、他人が離れていくことを怖れている訳で、
  
  
つまり、

「孤独」を非常に怖れていて、「素の自分」をさらけ出せなくて、
  
だからこそ、他人と深く繋がれず、信頼関係を結べず、
一生、孤独を抱えたまま生きていく事になるのです。
  
  

他人と信頼関係を結べない人は、
  
・自分の内面に潜む
 「弱さ、醜さ、自信の無さ」を直視したくない
 
・「孤独」がこわい、「他人の評価」が下がるのがこわい
   
  
でも、そのテーマに取り組む事なく、逃げているのです。
  
  
逃げているのだから、精神力は弱いままです。
  
  
筋トレだって、
自分に負荷をかけて、強くなっていきます。 
  
【 負荷から逃れているだけでは、一生貧弱なまま 】なのです。
  
  
「自分一人で仕事をする上」では精神力を発揮できても、
  
「他人と信頼関係を結ぶ」という事に関しては、
急に精神力を発揮できなくなる人がいます。
  
  
それは、【 自分の得意分野に逃げている 】のです。 
  
  
・素の自分に自信が無い
  
・孤独がこわい
  
・他人の評価が下がるのが怖い
  
・自分の弱さ、醜さを直視したくない
  
  
そういう、ネガティブな所を抱えているにも関わらず、 
  
それらをあたかも無いかのように振る舞い、
避けて、無視しているのです。
  
  
でも、私は「心理のプロ」ですから、
   
いくら強がっても、たとえお金を稼げても、
  
「自分に自信が無くて、怖くて、逃げ回っている人間」は、
バレバレです(笑)
  
  
人生では、「精神力が発揮できない領域」
のクオリティを高める事は出来ません。
  
  
自分一人では仕事で成功できても、
「他人と信頼関係を結べない」という人間は、
  
本当は自分に自信が無くて、孤独で、
他人の評価を気にしていて、
  
怖いことから逃げ回っているのです。
  
  
精神力において、非常に「か弱い人間」なのです。
  
  
その「自分の弱さ」を潔く認められないことが、
また弱いのです。
    
  
強い人間ほど、
自分の弱い部分をカンタンに認める事ができますからね。
  
  
他人と深く関わろうとすると、
「自分の弱い部分」も相手にさらけ出す必要があります。
  
  
それを怖がっている限り、他人と信頼関係など結べません。
  
  
他人と信頼関係を結べない人は、強がっていても、
  
全員、【 精神力に乏しいチキン(臆病者)】なのです。
  
  
精神力を鍛えない限り、
  
孤独感は消えませんし、
他人と信頼関係を結ぶこともできません。
  
  
「他人と信頼関係を結べる」という事は、
  
即ち、互いの【 精神力の強さ 】でもあるのです。


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2017年05月24日

仕事の長期戦略

前々回の記事で、
  
人材のパターンをわかりやすく例えて、
  
「共通の価値観や方向性」に基づいて仕事をするのが
【 正規軍タイプの人材 】
   
「利害関係」で仕事をするのが
【 傭兵タイプの人材 】
  
という例え方をしました。
  
  
そして、それぞれのメリット、デメリットも説明しました。
  
  
自分が人を雇っている社長なら、
  
自社の社員が
  
・愛社精神溢れる「正規軍社員」なのか? 
・いずれ離れていく「傭兵社員」なのか?
・「正規軍社員:傭兵社員」の構成比はどれくらいなのか?
  
という事が気になったでしょうし、
  
  
自分が雇われる側なら、
  
・自分は「正規軍タイプの人材」を目指すのか?
・もしくは「傭兵タイプの人材」を目指すのか?
  
という事が、気になったでしょう。
  
  
1.弱い傭兵
2.強い傭兵
3.弱い正規軍
4.強い正規軍  
  
と、4つのマトリクスに分類すると、
  
自分が組織のトップであれば、
もちろん、【 4.強い正規軍の人材 】が欲しい所です。
  
  
でも、いきなりそんな人材がやってくるハズも無く、
  
自分が優秀だとしても、
  
・能力の高い「強い傭兵」か、
・能力の低い「弱い正規軍」か、
・どちらでもない「弱い傭兵」か、
  
そういう人材しかやってきません。
  
  
「強い正規軍人材」を得るためには、
  
トップ自身が「能力的」にも、「精神的」にも、
【 人を惹き付ける魅力 】を持っていなければなりません。
  
  
・「強い傭兵」を、正規軍に引き込むか?
・「弱い正規軍」を、強く育てるか?
  
そのどちらかの方向性が必要です。
  
  
ソフトバンクの孫正義社長は、
「強い傭兵を正規軍に引き込んでいく人」だと思いますね。
  
私は、「弱い正規軍」を強く育てるタイプです(笑)
  
  
どちらにしても、ラクな道ではありません。
  
  
独立を目指さず、一生雇われていくつもりなら、
  
「優秀なトップが運営する組織の正規軍」
に所属する事が安心安泰だと思いますが、
  
  
もし、独立を目指すなら、
  
・自分は組織を持つ仕事をするのか?
・組織を持たない仕事をするのか?
  
という事を考えなければなりませんし、
  
組織を持たない仕事をしていくのであれば、
自分自身が「傭兵」として生きていく事になるでしょうが、
  
組織を持つ仕事をしていくのであれば、 
【 人材戦略 】が必要です。
  
  
そして、組織を持つのであれば、
【 強い正規軍 】を持たなければ、苦しいです。
  
  
自分が「現場の最前線」に縛られますし、
  
信頼できない相手は、
いつ離れていくかわからないし、
  
監視する手間も発生します。
  
  
結局、組織を運営するのであれば、
    
【 価値観の共有・信頼関係の構築 】
というテーマは避けられませんし、
  
それがイヤなら、強固な組織を持つ事はできませんし、
  
人の問題で悩み続けるか、
自分自身が傭兵として生きていくしかないのです。
  
  
これが、【 組織運営の厳しい現実 】です。
  
  
商品やサービスが「顧客から選ばれる」だけで無く、
トップが「人材からも選ばれる人間」で無ければ、
  
組織運営というのは、盤石では無いという事です。
  
  
だいたい、
  
・目下は目上の命令を聞くモノだ!とか、
・目上の方がエラいんだ!とか、
  
そういう「思い違い」をしている事が問題でしょう。
   
  
目下の人間を軽んじて舐めているから、足下をすくわれるのです。
  
  
「目下の人間を持つ」というのも、カンタンな事では無いのです。
  
舐めてかかっては、痛い目を見る事になるのです。
  
 
商売自体も厳しいし、
組織を持つ、目下の人間を持つ、という事も厳しいです。
  
  
「現実は厳しい」って事を理解して、
本気を出せる人間だけが、上手く行くのです。
  
  
現実を舐めていては、甘く見ていては、
「何事も上手く行くわけがない」という事です。


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2017年05月23日

裏切らない目下

「目下の人間に裏切られる」
  
組織で仕事をしていると、良くありがちな事です。
  
  
「まさか、コイツが裏切るとは思わなかった!」
  
自分がリーダーやトップの立場を経験しているなら、
誰もが、そんな風に思ってしまう経験を持っているでしょう。
  
  
私も、もちろんありますが、
  
【 裏切られても自己責任 】だと思っているので、
あまり「裏切られた」という言葉自体が好きでは無く、
  
相手のせいにはせずに、
  
・自分に「人を見る目」が無かった
・自分に「実力」が無かった
・自分が「未熟」だった
  
そんな風に捉えています。
  
  
でも、単語としてわかりやすいので、
  
あえてこの記事では
「裏切る」という言葉を使いたいと思います。
  
  
  
で、私もたくさん人を相手に苦い経験をしてきましたが、 
  
そこで辿り着いた結論は、 
  
・他人が何を考えているのかはわからないし
・筋を通さず、保身に走る人間はたくさんいる
  
という事です。
  
  
例えば、上司が「俺は絶対にそんな事しない!」
  
と思っている事を、部下はするのです(笑)
  
  
他人って、そういう生き物なのです。
  
自分と価値観や観念が違うので、当然と言えば当然です。
  
  
  
結局、裏切られてしまうのは、
  
・他人の考えを見抜けず、過大評価してしまう事
・自分が相手の事をわかっているつもりになっている事
  
などが原因です。
  
  
まぁ、「裏切られ方」もいろいろありますけど、
  
私は、「裏切り」に対する対処法を会得しました。
  
  
そもそも、裏切る目下にもそれなりの理由があって、
  
その理由を自分が汲み取れていなかったから、
裏切られてしまうのです。
  
  
私は、弟子が自分に不利益な行為をするハズが無いだろうと、
厚い信頼を置いていますが、
  
それは別に、私が「単なるお人好し」という訳ではありません。
  
  
私が安心していられるのは、
   
【 弟子が私に不利益な行為をすると、弟子の方が損をする 】
   
そういう状況を作っているからです。
  
  
私の近くに居ると、
   
・収入が上がる
・自分一人では滅多にできない経験が得られる
・やりがいを見つたり、やりがいのある事ができる
・心地良い人間関係  
・長期的な安心
  
それらが手に入ります。
  
  
それらを捨ててまで、
私に不利益な行為をする理由がないと思います。    
  
  
ですから、
「弟子が私に不利益な行為をするハズが無い」 
  
と、思っています。
  
  
それでも、人の価値観はバラバラですから、
  
弟子の一人が、私に不利益な行為をするかもしれません。
  
  
でも、そうなったらそうなったで、
そいつは「とんでもないアホだ」という事になりますし、
   
そんなアホとは、こちらも付き合う理由がありません(笑)
  
  
「とんでもないアホ」とは、無理につきあわず、
  
さっさと自分から離れていってもらった方が良いのです。
  
  
商売や仕事とは、比較です。
   
   
人間はモノを買うときに、
  
あちらを買うか? こちらを買うか? 比較しています。
  
  
それと同時に、目下(労働者)も、
  
・あちらで働くか? こちらで働くか? 
・あちらに所属するか? こちらに所属するか?
  
を比較しているのです。
  
  
その比較に勝ち続ける限り、自分が選ばれ続ける訳です。
  
  
「収入」「時間」「やりがい」「人間関係」「長期的安心」
など面で、自分が最高の職場を用意しているのであれば、
  
離職率は、当然低いはずです。
  
  
「他所でもっと良い職場を見つけられるものなら、
 見つけてみやがれ!」
  
って感じです(笑)
  
  
その「恵まれた環境の価値」がわからない人など、
こちらから願い下げなのです。
  
  
それに、最高の環境(職場)を用意している分だけ、
   
目下にも、それ相応の努力を求めます。
   
  
こちらとしては、「最高の場」を用意してるんだから、
  
あなたの方も、
「自分にできる最大限の努力をしてくださいよ」って事です。
  
  
その努力が出来ない人も、去ってもらうしかありません。
  
  
  
人を雇っている社長には、
  
社員に「平均より高い給料」さえ渡していれば、
文句ないだろうと思っている人もいるかもしれませんが、
  
人によって価値観はバラバラで、
  
金銭面は充分でも、
    
・イヤな事をやらなきゃいけない
・やりたい事ができない
・人間関係が良くない
・長期的に安心できない 
  
そういう精神的な理由などで、
「離職する充分な理由」になります。
  
  
私は、目下のそういう部分も汲み取ろうとしますが、
目下も、自ら本音を語ってくれる訳ではありません。
  
  
まず、自分という人間を信頼してもらわないと、
本音は語ってはくれないのです。
  
  
ですから、まず最初に本音を語り合える、
「風通しの良い関係」が必要なのです。
  
  
もちろん、こちらがオープンハートでも、
  
相手の抱える【 人間不信・対人恐怖 】の問題で、
相手が心を閉ざしている場合もありますから、
  
全てがトップやリーダーの責任ではありませんけどね。
  
  
  
という事で、今までの話を整理すると、
  
私が、自分の目下が裏切らないだろうという理由は、
  
  
・本音を語り合える風通しの良い関係を構築している
  
・相手の本当にやりたい仕事を推奨している
  
・自分の努力次第で収入が高められる
  
・人間関係も良好だし、
 問題があっても根本解決できる方法を教えている
  
・長期的に安心できる
  
  
などの、非常に恵まれた環境を用意しているので、
それを自ら捨てるバカは、中々いないだろうという事です。
  
  
この環境を捨てる人がいるとしたら、
  
・これらの価値がわからないアホか?
・「最高の環境」で「最高の努力」をする意志が無いか?
  
どちらかでしょう。
  
  
どちらにしても、
そもそも長い付き合いができそうにない人材です。
  
  
とにかく、
  
【 互いに最高を提供し合う関係 】であれば、
   
その関係を自ら崩したい人間などいないという事です。
  
  
私は常に、他人に対して、
「自分の持てる最高」を提供しようとしています。
  
  
で、それが気に入らないとか、価値がわからないとか、
そういう人とは付き合っても仕方ありません。
  
  
私の提供する最高は、
他所と比較しても負けないモノだと思っています。
  
  
で、私は目下に対して、
可能な限り最大をメリットを提供しているので、
  
相手に対しても、
「質の高い仕事をするのが責務だ!」
  
と、強気で迫れる訳です。
  
  
グーグルやフェイスブックも、
職場に遊べるスペースがあるらしいですが、
  
【「最高の職場」を用意するから「最高の仕事」をしろ! 】
  
という考えで、自社の人材に接していると思います。
   
  
グーグルでは、
「自分の仕事は自分で見つける」という文化があるらしいですし、
    
結局、優秀な人間をつなぎ止めておく原理原則は、万国共通です。
   
  
   
結局、目下に裏切られてしまうのは、
  
【 目下が自分を裏切っても、困らない様な状況を作っていたから 】
  
という事です。
  
  
それほど、
  
・「人として好かれていなかった」とか、
・「信頼されていなかった」って事です(笑)
  
  
土台にそれがあれば、まず話し合いの場が持たれるので、
「突然裏切られる」なんていう事態にはならないハズです。
  
  
同じ、人材が自分から離れていくでも、
  
・自分に落ち度があって、優秀な人材が離れていく場合と、
・自分に落ち度は無く、無能な人材が離れていく場合と、
  
2パターンあります。
  
  
前者は「問題アリ」で、後者は「問題ナシ」です。
  
  
要は、【 優秀な人間から選ばれ続けていれば良い 】のです。
  
  
人が絶対に離れない組織は無いと思います。
  
  
ただ、離れていく人が、
  
・「優秀な側」の人間に愛想を尽かされたのか? 
・「無能な側」の人間がレベルの高い環境に馴染めなかったのか?
  
そのどっちなんだ?って事が、重要なのです。
  
  
優秀な人間が離れていくとしたら、
  
完全に「トップ(目上)の実力不足」であり、大問題です。
  
  
【 トップの精神面に、問題がある 】ということです。
  
  
目下は、自分の思い通りに動くロボットではありません。
  
自由意志を持った存在であり、縛ることはできません。
  
  
ですから、
  
【 自ら進んで一緒に頑張ってくれる 】
  
  
そういう状況を作らないと、
  
「裏切り対策」は出来てないという事です。
  
  
むしろ、「人は裏切るのが前提」という考えのもと、
  
【 どうすれば、自分を裏切ろうとする気が失せるのか? 】
  
という事を、突き詰めていく必要があるのです。
  
  
そして、それを具体的に表現すると、
   
【 最高の環境を提供し続ける 】という事になるのです。


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2017年05月22日

組織運営の人材戦略

先日仲良くなった、
飲食店を二店舗経営するお兄さんは、
  
私の事を「経営コンサルタント」だと認識しています。
  
  
心理学者と言っても伝わりにくいので、
初対面の人には、だいたいそう言っています(笑)
  
  
まぁ、経営コンサルも、人によって
「定義」や「イメージ」がだいぶ違うと思いますけどね(笑)
   
   
で、私が異業種のお兄さんに、
何か言える事があるとすれば、それは一体何かな…?
  
と考えていました。
  
  
別に、経営が苦しいわけでは無く、
そこそこ上手く行っている訳で、
  
そんな人に何が言えるのか?
  
  
経営が上手く行っていない人は、
「謙虚さ・素直さ(静)」と「本気・自立心(動)」
  
どちらかの精神力不足だと思うので…(笑)
  
  
初心に戻って精神力を鍛えて頂きたいですが、
  
そのお兄さんは優秀で、
どちらの精神力も兼ね備えていそうです。
  
  
じゃあ、次に打つ手は何か?というと、
  
やはり、【 人材戦略 】だと思います。
  
  
「商売、ビジネス、仕事」って言うのは、
結局のところ、人が運営する訳で、
  
その「人の質」によって成果が決まると思います。
  
  
いかにトップの自分が優秀でも、
「片腕」や「腹心」が優秀で無ければ、
  
いつまでも、
自分が現場に張り付いていなければなりません。
  
  
そうなると、トップは頭脳労働ができないし、
  
部下たちにとっても「成長できない職場」という事で、
優秀な人間から辞めていきます。
  
  
個人事業主、フリーランス、フリーエージェントとして、
  
一生を生きていくつもりなら、
別に人を育てる必要は無いかもしれませんが、
  
  
基本的に仕事の成果は、
  
【 いかに優秀な人材と仕事をするか? 】
  
という事に、大きく掛かっています。
  
  
・現場を任せられる人間
・自分の後任を任せられる後継者
  
そういう役割を担ってくれる他人を用意できなければ、
いずれは行き詰まってしまうのです。
  
  
その人材に求められるのは、
  
「能力的に優秀である」という事と、
「自分と強い信頼関係を結べる」という事です。
  
  
能力がいくら優秀でも、信頼関係を結べない人とは、
「ユルい繋がり」しか持てません。
  
  
そういう関係では、
金銭などの「利害関係の繋がり」なので、
  
【 もっと良い条件の職場や相手 】が見つかれば、
カンタンに乗り換えられてしまいます。
  
  
そういう人は、「片腕」や「腹心」とは呼べません。
  
自分のビジネスと一蓮托生で、
運命を共にしてくれる相手が必要です。
  
  
能力がいくら高くても、真の信頼関係が無ければ、
  
その人は【 金銭次第で、敵側にも寝返る「傭兵」】なのです。
  
  
「傭兵」は、金銭の為に戦いますが、
「正規軍」は、生まれた故郷の為に戦います。
  
  
いくらお金を出されても、
正規軍の兵隊が、敵軍に寝返ることはないでしょう。
  
戦う動機が「お金の為」では無く、
「精神的な拠り所の為」だからです。
  
  
別に、
  
【 自分は利害関係だけの「ユルい繋がり」で構わないから、
  優秀な人間と仕事がしたい! 】
  
そういう価値観があっても良いです。
  
  
プロジェクト毎にパッと集まり、終わればパッと解散する。
   
「そんな人間関係の方が気楽だ」という人もいるでしょう。
  
  
でも、その「気楽さ」と引き換えに、
  
「自分の代わりとなる人材」は用意できない訳ですから、
  
常に自分が「現場の最前線」に立ち続ける必要があります。
  
  
私の様に、仕事を「信頼できる他人」に任せて
「のんびり構えている」という事ができません。
  
  
「常に、信頼できない相手を監視し続けなければならない」
  
という、極めて面倒くさい労力が発生し続けます。  
  
  
「能力の高さ」を重視するあまり、
「信頼関係」を蔑ろにするトップは、
  
必ず、「人の問題」で延々と苦労し続ける事になります。
  
  
他人と信頼関係を結べないなら、
組織運営には不向きですから、
  
組織を大きくしようとせず、
出来る限り少人数で仕事をこなす方が向いているでしょう。
  
  
で、ここで大切な事は、 
  
【「能力の高さ」と「信頼関係」を兼ね備えた人材など、
  初めからやってこない! 】
  
という事です。
  
  
・能力は高くても、信頼関係が結びにくい
・信頼関係は結びやすいけど、能力は低い
  
だいたい、どちらかの人材が目の前にやってきます。
  
  
人材と信頼関係を結ぶには、
トップが精神的に成長し、成熟していく必要があります。
  
人材の能力を高めるには、
根気強く、丁寧に教え続ける姿勢が必要です。
  
  
その両方をこなしてこそ、
  
「能力の高さ」と「信頼関係」を兼ね備えた人材が、
ようやく生まれるのです。
  
  
「強い傭兵(金は掛かるが、強い)」か
「弱い正規軍(金は掛からないが、弱い)」か、
  
初めはどっちかからのスタートです。
   
(※ 弱い傭兵(信頼できないし、能力も高くない人)とは、
   決して付き合うべきではありません 笑)
  
  
・強い傭兵を正規軍に引き込むぐらいの魅力を自分が持つか?
・弱い正規軍を強く育てるか?
  
どちらかの方向性が必要です。
  
  
他人との信頼関係なんか面倒くさい!って言う人は、
  
・自分が「傭兵」として生きるか、
・トップとして「傭兵」を雇い続けるか…、
  
という手段しか無くなります。
  
  
それは気楽ですが、その分だけ、
   
「いざというときに頼れる人がいない」
「状況次第で、カンタンに人が離れていく」
  
という事態に陥ります。
  
  
「信頼関係」を大切にするのであれば、
  
人材の求める「報酬」や「長期的ヴィジョン(安心感)」を、
トップとして用意してあげる必要があります。
   
   
「トップの人柄や性格が好きだし、
 目指す方向性も自分と合致してるし、
  
 この場所で頑張れば、自分の得たい報酬を得られるし、
 長期的に見ても、安心していられるぞ!」
  
  
という風に、思ってもらう必要があります。
  
  
・充分な金銭的報酬
・やりがい
・長期的な安心
・心地良い人間関係
  
そういった要素を、トップが用意できるかどうかです。
  
  
私は弟子に報酬を払っていませんが、
  
自分の指導によって弟子の収入を大幅に上げているので、
私の近くに居ることにより、弟子は金銭的利益が得られています。
  
  
【 自分が成長するだけで無く、他人も成長させる 】
  
【 能力や金銭だけでなく、自他共に精神面も重視する 】
  
  
これが、長期的に見ていずれ躓かない為に、最重要の戦略です。


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haxe501 at 16:44|Permalinkclip!

2017年05月21日

対極の精神力

今回の記事は、
  
・既に自分の夢に向かってバリバリ行動しているとか、
・既にある程度の結果を出している…、
  
という人向けの記事です。
  
  
前回の記事で、
  
【 自営業者やリーダーに、
  何よりも求められるのは、「精神力」だ 】
  
という話を書きました。
  
  
そして、「本気・自立心・根性」が、
まず最初に必要であるという事を書きました。
  
  
でも、実はもうひとつ「対極の精神力」があります。
  
  
それが、【 謙虚さ、素直さ、自制心 】などの事です。
  
  
「本気・自立心・根性」が、【 積極性、動の精神力 】だとしたら、
  
「謙虚さ、素直さ、自制心」は、【 慎重さ、静の精神力 】です。
  
  
自動車に例えると、
「エンジン・アクセル」と「ハンドル・ブレーキ」の関係です。
  
  
自動車は、とにかくエンジンを掛けて、
アクセルを踏まなきゃ進みませんから、
  
それがまず最初に必要です。
  
  
でも、「ハンドルとブレーキ」が粗末であれば、
事故を起こしてしまいますよね?
  
  
実際、「積極性」や「行動力」は高くても、
「慎重さ」に欠けて、失敗している経営者はたくさんいます。
  
  
逆に、「事故を起こすのが怖いから、一切アクセルを踏みません!」
  
っていう人は、永遠に目的地に到着する事はできません。  
  
  
「エンジン・アクセル」の方が優先ですが、
「ハンドル・ブレーキ」も、事故を起こさない為に必要な要素で、
  
【 動の精神力 】と【 静の精神力 】は、両輪なのです。
  
  
でも、どちらの精神力にしても、
  
【 精神力を鍛え、身に付ける方法 】はあります。
  
  
一発屋で倒産していく会社の社長は、多くの場合、
  
「エンジン・アクセル役の精神力」は持っていても、
「ハンドル・ブレーキ役の精神力」に乏しいのです。
  
  
この二つの精神力を両方備えることで、
  
「継続的に優れた結果」を出し続ける事が出来るのです。
  
  
何にしても、「エンジン・アクセル役の精神力」がなければ 
前に進む事ができませんから、
   
それに乏しい人は、それを鍛えるのが最優先です。
  
  
その上で、事故を起こさないために、
「ハンドル・ブレーキ役の精神力」を身に付ける必要があるのです。
   
   
企業の社長でも、スポーツ選手でも、芸能人でも、
  
安定して結果を出し続けている人は、
この「対極の精神力」をバランス良く兼ね備えています。
  
  
静と動、どちらの精神力にしても、
鍛えようとすれば、楽しい事ばかりではありません。
  
  
静と動、どちらにしても、
  
【 目先の苦しい事に対して、積極的に立ち向かうチカラ 】
の事を言うのですから。
  
  
世の中で、成功し続ける人が少ないのは、
  
成功し続けるには、普通の人が逃げたがる事に対し、
積極的に立ち向かわなければならないからです。
  
  
筋肉、筋力を鍛えるのと同じく、
  
精神力を鍛えるには、
「自分に適度な負荷を掛ける事」が必要なのです。
  
  
「精神力」を、負担最小限で
効率的に高めていく方法は存在しています。
  
  
筋肉も、我流で鍛えるのと、
ジムトレーナーに教えてもらうのでは、
  
結果に大きな違いが生まれるでしょう。
  
  
私は、【 両方の精神力を、効率良く鍛える方法 】を熟知した、
トレーナーなのです。


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haxe501 at 18:59|Permalinkclip!

2017年05月20日

「自営業・独立」成功の秘訣と本質

最近、近しい人に語っている話がありますが、
  
「自営業で成功する為」には、何が必要でしょう?
  
  
私の研究によって辿り着いた結論は、
  
1.本気
2.自立心
3.根性
  
の、3点です。
  
  
え? 
  
MBAとか、セールスとか、
マーケティングとか、コピーライティングとか、
  
そういう「スキル(技術・知識)」じゃ無いの?
  
と思った方、大間違いです。
  
  
自分が無知なら、賢い人に知識と知恵を出してもらえば良い、
自分に技術がないなら、技術のある人を頼れば良い、
自分にお金がないなら、融資、投資してもらえば良いのです。
  
  
他人からは、
  
・「技術」も借りれる
・「お金」も借りれる
・「知識、知恵」も借りれる
・「ビジネススキーム、売れる商品、営業力」も借りれる
  
  
ただし、【 根性だけ 】は、
他人から借りることができませんよね?
  
そこだけは、本人が発揮するしかありません。
  
  
1.本気  →(意志の強さ)
2.自立心 →(責任感の強さ)
3.根性  →(忍耐と粘りの強さ)
    
上記の3点をまとめて、【 精神力 】と呼びましょう。
  
  
【 精神力だけ 】は、
  
絶対に、他人から借りる事が出来ないのです。
  
  
逆に言うと、それ以外は他人を頼ることによって、
  
全ては解決可能です。
   
  
みなさんは自営業で成功している人を
何人知っているかわかりませんが、
  
私は自分の仕事に関係ある事ですから、
積極的にリサーチしています。
  
  
で、その自営業者で成功している人の中で、
「精神力に乏しくて成功している人」がいるでしょうか?
  
  
いるわけがありません。
  
例えば、トランプ大統領は、それほど知的に見えませんが、
「根性だけ」は、めちゃくちゃ強そうだと思いませんか?
  
それでも、周りを賢い人で固めていれば、
それなりに仕事をこなせるのです。
  
  
それは、北朝鮮の金正恩も同じです。
  
  
ヤクザの組長だって、組織の中で根性があるから、
その地位に立てているハズです。
  
  
リーダーの共通点は、
知識や技術では無く、【 根性の強さ 】なのです。
    
もちろん、リーダーが知的なら尚良しですけどね(笑)
  
  
でも、リーダーになるには、たとえ「知的」で無くても、
「根性さえ」あればなれるのです。
  
  
逆に、「知的であっても、根性が無い人」は、 
根性があるリーダーに「使われる側の人間」です。
  
  
それだけ、【 精神力 】が、
  
「自営業者」や「リーダー」に必要不可欠な素養なのです。
  
  
世の中には、
  
お金が儲かるビジネスチャンスやノウハウが、
腐るほど溢れています。
  
  
でも、なぜそれを学んでいる人たちに比べて、
結果を出している人が圧倒的に少ないのでしょう?
  
  
それは、【 根性の差 】なのです。
  
  
ですから、

【 自分には「本気、自立心、根性」が、
  いまいち足りないなぁ 】
  
と言う時点で、
  
その人が、自営業者として成功する確率は、
限りなくゼロに近い訳です。
  
  
「本気・自立心・根性(精神力)」に乏しい人が、
どれだけの知識や技術を得ても、成功できる訳がありません。
  
  
【 知識や技術を持っていても、精神力には乏しい 】
  
そういう人で、
自営業者として成功している人は皆無です。
  
見つけようとしても、決して見つけられないでしょう。
  
  
そういう人は、
「精神力のあるリーダーに使われる側」なのです。
  
  
【 精神力に乏しい人が、
  成功できる確率はほぼゼロに等しい 】
  
という事です。
  
  
「自分には、本気・自立心・根性なんて無いなぁ…」
  
と言うなら、
  
【 自営業者としての成功は諦めて下さい! 】って事です。
  
  
しかし!
  
  
私は、実力世界一の心理教育者ですから、
  
「どうすれば、本気・自立心・根性を高められるのか?」
  
という、【 具体的な手段 】を理解しています。
  
  
私の弟子たちも、
  
そもそも、
  
・「本気」でも無かったし、
・「自立心」も無かったし、
・「根性」もありませんでした。
  
でも、私の指導によって、
   
【 本気、自立心、根性 】を高めています。
  
  
「そもそも自営業での成功なんて、不可能だった人材」が、
  
私の教育によって、
【 自営業で成功する事が可能な人材 】に、
  
変容しているという事です。
  
  
巷の「ビジネスチャンス」や「ビジネスノウハウ」に出会って、
そのおかげで成功したという人たちは、
  
もともと、【 本気・自立心・根性 】が備わっていた人
である場合が、ほとんどです。
  
  
要するに、「基礎力がもともと高かった」のです。
  
  
「本気・自立心・根性・基礎力・精神力」が乏しい人は、
   
どれだけのビジネスチャンスやビジネスノウハウを得ても、
成功する事は不可能です。
  
  
基礎力が乏しい人は、
まず基礎力を鍛えなければならないのです。
    
  
で、私は【 基礎力の鍛え方 】を熟知しているから、
  
「そもそも成功できるような人材で無かった人たち」でも、
成功させる事ができるのです。
  
  
【 自分には、「本気・自立心・根性」 がない 】
  
  
本来ならその時点で、
「自営業(独立)で成功できる確率は、ほぼゼロ」です。
  
  
でも逆に言うと、
  
自分の「本気、自立心、根性」さえ高めることさえできれば、
  
【 絶対に成功できる人材 】へと、進化することができるのです。
  
  
私は、その方法を教えています。
  
  
でも、それを学びたがる人は少ないです。
  
  
ほとんどの日本人たちは、
【 弱者保護のネガティブ観念 】を持っていて、
  
無意識的に、
  
・弱いほうが得だ、自分が強くなったら損をする
・強者は弱者の面倒を見なければならない
・自分は弱者の立場で、強者に依存しているほうがラクだ
  
と、思いっきり勘違いしているからです。
  
  
【「大自然の中で自由に暮らす」よりも、
 「動物園の狭い檻の中で、餌をもらっているほうが得だ」】
  
と思っているのです。
  
  
そんな風に考えていて、
強者になれるわけがありません。
  
  
私は、【「弱者(依存)」が損で、「強者(自立)」が得だ 】
と思っています。
  
    
それが、この世の真実です。
  
  
もし、
  
1.本気  →(意志の強さ)
2.自立心 →(責任感の強さ)
3.根性  →(忍耐と粘りの強さ)
  
という、【 精神力 】を高めたいのであれば、
  
それは、「心理学の領域」ですから、
「心理」を学ぶ必要がありますし、
   
【 精神力の鍛え方を熟知している人 】に、
教えてもらったほうが良いです。
  
  
自分自身に「自立心」や「根性」もないのに、
  
いくら
  
・ビジネスチャンス
・ビジネスノウハウ
・ビジネススキル
  
と出会い、学ぼうとしても、
   
【 成功できる確率は、ゼロに等しい 】のです。
  
  
そういう人は、
  
まず【 精神力の鍛え方 】から、学んで下さい。
  
  
それを適切に教えられる人は、自分以外に知りませんが。


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